新型コロナウイルスの感染拡大が深刻さを増す中、スイス連邦政府は2020年3月16日午後、感染症法に基づく非常事態を宣言した。
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翌深夜0時からすべての飲食店・商業店の営業停止を命じるという強権的な措置に対し、悲鳴を上げたのは店主たちだ。突如店を閉めなければならなくなったレストランのオーナーたちからは戸惑いの声が漏れた。
2020年4月23日にドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)で放送されたドキュメンタリー番組「DOK」の計1時間38分の映像を、1回10分程度に分け、日本語字幕付きで順次オンライン配信します。この番組はスイス政府が非常事態を宣言した直後から、レストランや美容院の店主、病院のスタッフ、企業人に密着。市井の人たちがこの事態にどう向き合ったかを追いました。配信は日本語編集部のFacebook外部リンク、Twitter外部リンクでお知らせします。
チューリヒの大学病院では、急ピッチで集中治療室の拡充が進む。その一方で、現場の医師らの顔には、未曽有の危機に対する不安もにじむ。動員をかけられたスイス軍の兵士たちとて例外ではない。
(文・字幕翻訳 宇田薫)
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スイスで非常事態が宣言された3月16日以降、国内が事実上のロックダウン(都市封鎖)に入り、人々の日常が一変した。スイスで暮らす人たちは何に戸惑い、どう向き合ってきたのだろうか。
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