コーヒーマシンを作るヴェッギスの企業テルモプランに、奇想天外な注文が飛び込んだ。新型コロナウイルス感染症の治療に使う人工呼吸器を作るーというものだ。
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アドリアン・シュタイナー社長がビジネスパートナーと電話会議をしている。今回の注文は、畑違いの人工呼吸器を作ってほしい、というもの。ロックダウン(都市封鎖)で閑古鳥が鳴く製造ラインにはありがたい話かもしれないが、突拍子もない申し出に社長はどう反応するのか。
2020年4月23日にドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)で放送されたドキュメンタリー番組「DOK」の計1時間38分の映像を、1回10分程度に分け、日本語字幕付きで順次オンライン配信します。この番組はスイス政府が非常事態を宣言した直後から、レストランや美容院の店主、病院のスタッフ、企業人に密着。市井の人たちがこの事態にどう向き合ったかを追いました。配信は日本語編集部のFacebook外部リンク、Twitter外部リンクでお知らせします。
例年、大勢の人が旅行に出かける4月初めのイースター休暇。休暇に入ってすぐ、保健庁感染症班のダニエル・コッホ班長が定例の記者会見に向かう。新規感染者数はやや落ち着きを見せ始めたが、感染症対策のエキスパートはまだ気を緩めない。
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ロックダウン(都市封鎖)開始から1カ月。ようやく緩和の道筋が見えてきた。でも新型コロナウイルス危機がいつ終息するのかは誰にも分からない。市井の人達は何を思うのか。
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