変わりゆくスイスの山小屋

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ヴィンデック・ヒュッテ（Windegghütte） 標高１８８６m、ベット数４８床、シェルター数１２、所有者：SACベルン支部（写真：Daniel Vonwiller / imagepoint） imagepoint

カバーネ・デ・ベルトル（Cabane de Bertol） 標高３３１１m、ベット数８０床、シェルター数１６、所有者：CASヌーシャテル支部（写真：SAC） swissinfo.ch

ラメレン・ヒュッテ（Lämmerenhütte） 標高２５０１m、ベット数９６床、シェルター数１０、所有者：SACアンゲンシュタイン支部（写真：Zoonar） zoonar.com

カパンナ・クリスタリナ（Capanna Cristallina） 標高２５７５m、ベット数１２０床、シェルター数２４、所有者：CASティチーノ支部（写真：Francesca Agosta / tipress） tipress

グリュンホルン・ヒュッテ（Grünhornhütte） SACが１８６３年に建てた初の山小屋。現在は閉鎖されている。標高２４４８m、所有者：SACトーディ支部（写真：imagepoint） imagepoint

モンテローザ・ヒュッテ（Monte-Rosa Hütte） 標高２８８３m、ベット数１２０床、シェルター数１２、所有者：SACモンテローザ支部（写真：Martin Ruetschi / keystone） Keystone

コンコルディア・ヒュッテ（Konkordiahütte） 標高２８５０m、ベット数１５５床、シェルター数３５、所有者：SACグリンデルワルト支部（写真：SAC） sac.ch

トリフト・ヒュッテ（Trifthütte） 標高２５２０m、ベット数４０床、シェルター数１５、所有者：SACベルン支部（写真：Arno Balzarini / keystone） Keystone

ブリュムリスアルプ・ヒュッテ（Blümlisalphütte） 標高２８４０m、ベット数１３８床、シェルター数２０、所有者：SACブリュムリスアルプ支部（写真：imagepoint） imagepoint

カパンナ・モッテラスチョ（Capanna Motterascio） 標高２１７２m、ベット数７０床、シェルター数２５、所有者：CASティチーノ支部（写真：Francesca Agosta / tipress） tipress

ムットホルン・ヒュッテ（Mutthornhütte） 標高２９０１m、ベット数１００床、シェルター数５０、所有者：SACヴァイセンシュタイン支部（写真：SAC） sac.ch

チャマンナ・コアズ（Chamanna Coaz） 標高２６１０m、ベット数８０床、シェルター数１０、所有者：SACラチア支部（写真：imagepoint） imagepoint

カバネ・デ・ディス（Cabane des Dix） 標高２９２８m、ベット数１１５床、シェルター数１６、所有者：CASモンテローザ支部（写真：imagepoint） imagepoint

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これまでの山小屋は料理が質素で、毛布と汲み取り式トイレがあるだけのシンプルな宿泊場所だったが、時代は変わりつつある。羽毛布団はもちろん、豊富な種類の食事やシャワー付きの設備が完備された山小屋が増えてきた。

こうして設備を拡大しなければ、日帰り客もなかなかやって来ないという現実がある。だが、氷河がどんどん溶けていく高山地帯では飲み水を工面することさえ大変だ。設備のリフォームが必要なほど古くなった山小屋も少なくない。スイスアルペンクラブ（SAC/CAS）管轄下の１５３件の山小屋では、今後どうやって水を確保するのかが大きな問題となっている。

そんな中、すでにいくつかの山小屋は問題解決に向けて踏み出した。例えばモンテローザ・ヒュッテ（Monte-Rosa-Hütte）には、すでに「山小屋」の域を超えたかのような、近未来的な最新設備が整っている。