地元のパン屋で新年のあいさつをしたシモネッタ・ソマルーガ大統領
Keystone / Peter Schneider
2020年のスイス連邦大統領を務めるシモネッタ・ソマルーガ氏は、スイス公共放送(SRF)を通じて新年のあいさつを行い、他者や地球に思いを向けるよう国民に促した。
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スイスの大統領は7人の内閣閣僚が1年ごとに交代で務める。ソマルーガ大統領は、地元のパン屋の素晴らしい顧客サービスを紹介し、これが他者への振る舞いのあるべき姿だとした。ソマルーガ氏は、この店では客は笑顔で迎えられ、目を見て対応してくれると話した。
また、ある程度の時間を割いて、周りの人が健康か、幸せであるか気を配ることが必要だともコメント。「自分の気分が本当に良くなるためには、周りの人も気分が良くなければならない」と語った。
さらに、スイス国外、特に十分な発展に欠ける地域や繁栄している地域の人々との良好な関係を維持したいという趣旨の発言をした。スイスでは誰もがパンを買う余裕があり、それが他の国でも同じようにあるべきだ、と語った。
またソマルーガ氏は、気候変動が大きな問題となっていることを受け、地球と地球上の生命を気に掛けるよう訴えた。
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