世界的に有名なスイスのアイスショー、アート・オン・アイス(Art on Ice)の初公演が今日2日、チューリヒで行われる。今年の男子スケーターのトップスター、ステファン・ランビエルと髙橋大輔が今年のショーの魅力や互いの演技力について、スイスインフォに語った。
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2017/02/02 20:12
Carlo Pisani
イタリア出身で、子供時代をアフリカで過ごした映像制作者。今はスイスを故郷と感じる。イタリア国立映画学校で映画監督を学び、ベルリンとウィーンでドキュメンタリー編集者および監督・プロデューサーとして活躍。マルチメディアを用いた魅力的な物語を制作している。
アート・オン・アイスでは世界のトップスケーターがアーティストのライブ演奏に合わせて華麗に氷上を舞う。
今年のアーティストの1人は、ランビエルが長年のファンだと話す英国出身のジェイムス・モリソン。もう1人は米国出身のチャカ・カーンだ。
ランビエルのアート・オン・アイスへの参加は今年で15回目、髙橋は2回目となる。髙橋大輔を招待した理由について「卓越したフィギュアスケーターでエンターテイナーだから、また今回も招待した」と話すのはアート・オン・アイス広報担当のマルク・リンデッガーさんだ。
そんな髙橋のソロの一つは「Caravan」。もう一つのソロではモリソンのナンバーに合わせて、ホームレスの役を演じる。リハーサルの合間にインタビューに応じてくれた髙橋は「リハーサルの手応えは完璧。後は自分のパフォーマンスの質を上げていきたい」と話し、再びリハーサルがはじまったリンクに戻って行った。
(映像・Carlo Pisani インタビュー&文 説田英香)
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