リバイバルを重ねるハイジ
20世紀には、ハイジを扱った数多くの映画やテレビ番組が制作された。1937年ハリウッド制作、シャーリー・テンプル主演の「ハイディ」のほか、オリジナルともいえるスイスドイツ語版や現代版もある。
スイス初の映画は、1952年ルイジ・コメンチーニ監督作の白黒映画「ハイジ」だ。1970年代後半から80年代にかけて、スイスの子どもたちは、スイスとドイツのテレビ局の共同制作による、ヨハンナ・シュピーリの原作にかなり忠実に作られた「ハイジ」を見て育った。最近では、さまざまな新しいタイプのハイジが出てきている。2001年マルクス・インボーデン監督作のハイジでは、ベルリンに舞台が移された。スイスフランス語圏のテレビ局による最新作では、ハイジの青春時代が描かれている(音声:英語/swissinifo.ch)
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