装丁、書体、建築芸術の宝庫
ザンクト・ガレン修道院図書館はスイス最古の図書館で、世界で最も美しい修道院図書館の一つに数えられる。1983年にはザンクト・ガレン修道院と共に、世界遺産に登録された。
ザンクト・ガレン修道院の礎石が置かれたのは612年。修道院図書館の最初の痕跡は820年頃にさかのぼる。何百年にもわたって、修道院と図書館は写本や細密画の中心的存在だった。1758年から1767年には、豪華絢爛(けんらん)なバロック式の広間が建てられる。図書館には現在、写本が2100冊、最初期の活版印刷本(インキュナブラ)が1650冊、それ以降の本が17万冊所蔵されている(写真:Keystone, RDB, swiss-image, Stiftsbibliothek St. Gallen, EQ Images)
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