アルプスの事故死増加
昨年アルプスで事故死した人は115人で1998年に比べて8%増えた。スイスアルプスクラブ(SAC)の救助出動も前年比20%増となった。
昨年アルプスで事故死した人は115人で1998年に比べて8%増えた。スイスアルプスクラブ(SAC)の救助出動も前年比20%増となった。
事故死者数の増加は、昨年7月のキャニオニング事故と冬のヴァリス州の雪崩の2大災害によるところが大きい。7月にインターラーケン近郊のサクセトバッハで起きたキャニオニング事故では、外国人観光客ら21人が死亡した。また、ヴァリス州エヴォレンの雪崩は12人の犠牲者を出した。
また、SACとパートナー組織が救助した総数は1300人だったが、スカイ・ダイビング等エア・スポーツも計算に入れれば約1500人にのぼる。
救出活動の増加は、冬の豪雪による一連の雪崩のためだ。が、救出チームはマウンテンバイキング、ハイキング、きのこ狩りなどの事故のためにも出動している。
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