キリンが事故死
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バーゼル動物園で6月17日、希少な種のマサイキリンが餌の枝を結んだロープに首を巻きつけて死亡する事故が起こった。
ザンクトガレン州ラッパーズヴィルの子ども動物園でも、今年5月初旬に同じような事故が起こり、幼いキリンが窒息死している。
度重なるキリンの事故死
バーゼル動物園は悲しみにくれている。17日昼間、3歳になるキリン「チャクラ」の首にロープがひっかかり、チャクラはそのロープに首を絞められて窒息死した。動物園の発表によると、ロープは餌となる枝を固定するためのものだった。
動物園の訪問客がチャクラの首にロープが巻きついているのを見てすぐに係員に連絡し、その後獣医が首からロープを切り離したが、チャクラの命を救うことはできなかった。
動物園では10年ほど前から、動物に活発に動いてもらうために餌となる枝を囲いの中にぶら下げるようになった。昨日の事故の経過はこれから調査される予定だ。
今年5月初旬、ラッパーズヴィル ( Rapperswil ) の子ども動物園 ( Kinderzoo ) でも同様の事故が発生し、まだ数カ月の幼いキリンが首を絞められて窒息死したばかりだった。
swissinfo、外電
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