世界中の新型車が一堂に会する第88回ジュネーブモーターショー外部リンクが、ジュネーブ空港そばのコンベンションセンターで開かれている。18日までの期間中、約70万人の来場者を見込む。しかし、全員が高級車目当てではない。スイスの自動車産業は約2万社を数えるが、従事する労働者はその10倍の20万人。会場では整備士らを始め、多くの企業関係者がPRに力を入れる。
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きらびやかな高級車が並ぶ会場で、メイドインスイスの車を見つけるのは至難の業。だが、スイスインフォは国産の自動車メーカー2社を見つけた。いずれもチューリヒ州の企業だ。一つはキックスクーターで知られるマイクロ・モビリティ・システムズ外部リンク社が開発した、フロント部分がドアになっていて通常のコンセントで充電できる小型の電気自動車「マイクロリーノ外部リンク」。スイスで考案されたが、イタリア国内で製造された。
もう一つはリンスピード外部リンク社が開発した最新のコンセプトカー。自律走行する「スナップ外部リンク」はスケートボードと呼ばれるシャーシの上に、「ポッド」と呼ばれる座席部分が付いたボディが乗っている。この「ポッド」は可動式。通常の走行はもちろん、ポッドを動かせば、キャンプ時のくつろぎスペース、会議室などに使える。
「部品」の見本市も
別のホールでは、新型モデルに搭載される様々な部品の見本市も開かれている。駐車時に便利なフロントガラス用のバックモニター、LEDライト、自動運転機能などの製品が並ぶ。新しい技術を搭載した車が出れば、それをメンテナンスする国内の整備工場も最新の設備にアップデートしなければならない。このため会場では多くの整備工場関係者の姿が見られた。
(英語からの翻訳・宇田薫)
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ジュネーブモーターショーが開催
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世界中の新型車が一堂に会する第88回ジュネーブ・モーターショーが8日、ジュネーブで開幕した。日本からはトヨタ、ホンダ、日産、マツダなどが出展。18日までの期間中、70万人が来場する見込み。
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ベルンの町を走る三輪タクシー「リキシャ」
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インドでおなじみの三輪タクシー「リキシャ」が、スイスの首都ベルンの町を走っている。運転するのはインド人男性ソーハン・ラルさん(39)だ。インドの首都ニューデリーのスラムに生まれ、母国でリキシャの運転手をしていた。だが、スイス人女性に出会い、結婚を機にベルンに移住。電動リキシャに旅行者を乗せて走るラルさんは、地元ではちょっとした有名人だ。
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成層圏を目指すソーラー飛行機、スイスで初の試験飛行
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3年の開発期間を経て今月5日、スイス製のソーラー飛行機「ソーラーストラトス」がパイエルヌ飛行場を飛び立った。この飛行機は、12年にソーラーボートで世界一周を達成したクリーンテクノロジーの推進者・冒険家のラファエル・ドムジャンさんが考案したもの。18年には自らの操縦で成層圏飛行を目指す。ドムジャンさんにインタビューした。
ソーラーストラトス(Solar Stratos)は2人乗りの飛行機で、翼の表面積のうちの22平方メートルにソーラーパネルが取り付けられている。ロール(左右の傾き)やスピードを徐々に上げる一連のテストの後に5日、テストパイロットのダミアン・ヒシアーさんの操縦で高度300メートルを飛ぶ初の試験飛行が行われた。
「僕もチームも全員、喜びに沸き立っている。しかし、同時に少し心配もしている。なぜなら、過去3年間にやってきたことの全てがうまく機能するかどうか今、試されるからだ」と、ドムジャンさん(44歳)は試験飛行の直前に話した 。
このスイス人冒険家は、18年の終わりには高度25キロメートルの成層圏での飛行を計画している。もしこれが成功すれば、電気エンジンを備えたソーラー飛行機の世界記録を作り上げることになる。
ハードルを跳び越えて
だがその前に、ドムジャンさんはいくつかのハードルを跳び超えなくてはならない。15歳でグライダーを操縦した経験はあるが、この小型実験飛行機を操縦するためには、フライトシュミレーターを使ってたくさんのことを学ばなければならない。
ステップ・バイ・ステップではあるが、この夏にはまず中程度の高度を飛行してみるつもりだという。次いで今年の終わりには、ソーラー・インパルスの操縦士、アンドレ・ボルシュベルクさんが10年に出した「有人ソーラー飛行機での高度9235メートルの飛行」という世界記録を打ち破るつもりだ。
ソーラー・インパルスが世界一周飛行を終了したのは昨年の7月。それからわずか10カ月後に、もう一つの超小型のソーラー飛行機がスイスの、しかも同じフランス語圏で誕生しようとしている。
ソーラー・インパルスに影響を受け
スイスは日本の九州ほどの大きさの小さな国。 ソーラー・インパルスのもう一人の操縦士でヴォー州ローザンヌに住むベルトラン・ピカールさんと、隣州ヌーシャテルに住むドムジャンさんは、当然ながら友人だ。だから、この17年末の記録更新の旅には、二つある操縦席の一つにピカールさんを招待するつもりだ。
ピカールさんの家は、 代々知られた裕福な冒険家・発明家の家系だ。一方ドムジャンさんの家はどちらかといえば「平凡」で、両親はソーシャルワーカーだった。こんなドムジャンさんにとって、ピカールさんからの影響は多大だった。「ソーラー・インパルスが誕生するまでは、太陽光発電で何かの企画や冒険をすることは考えてもいなかった。03年にベルトランがソーラー飛行機での世界一周計画を打ち出したとき、その情熱が僕に伝染したのだ」
方向転換
ドムジャンさんほど、極端に人生の方向転換をした人はあまりいないかもしれない。今はクリーンテクノロジーの推進者・冒険家だが、以前は技術系の仕事や医療補助員、山のガイドなどをしていた。
前述のように03年のソーラー・インパルス計画発表が転換のきっかけとなったドムジャンさんは、同じ年に、両親の家の屋根にソーラーパネルを取り付け、次いでウェブ上でソーラーパネル設置を支援する会社を設立。その後、12年にソーラーパネルを取り付けたカタマランの船「トゥラノール・プラネットソーラー」で世界一周の旅を達成した。
このように、ソーラー・インパルスはドムジャンさんの人生を変える契機になったが、自分のソーラー飛行機を作る際にも多くの教訓を与えてくれている。「ソーラーストラトスの製作では、大きさが問題の要になると思った。機体が大きいとその製作やメンテナンスに多くのスタッフが必要で、そのスタッフの経費がかさむからだ」。実際のところ、ソーラー・インパルス計画が 約1億7200万フラン(約194億円)だったのに対し、ソーラーストラトスは1千万フラン(約11億円)に過ぎない。
また、ソーラー・インパルス2の機体の長さが22メートルで翼幅が72メートルなのに対し、ソーラーストラトスは機体8.5メートル、翼幅24.8メートルと半分以下。重さに至っては、前者が2300キログラムなのに対して後者はわずか350キログラムだ。
さらに軽量化
このように軽量で小型のソーラーストラトスだが、まだまだ改良すべき点が残っている。例えば、毎時20キロワットのリチウムイオン電池だ。これは、ほぼ50馬力に相当する二つの19キロワットのエンジン(小型のモーターバイク程度)の電源になる。
だが、このオーストリアのKleisel Electric社によって開発された電池が、成層圏の氷点下70度の凍りつくような寒さの中でどう機能するかは、まだはっきりとしていない。
「電池は大きな挑戦になる」とドムジャンさんも認める。「今年末の記録更新飛行のための電池は、正直なところまだ完成していない。一番軽くて、しかも効率の良い電池を入手することは大きな挑戦になる。また、高度飛行のためのプロペラも新しく製作しなくてはならない」
確かに、2人のパイロットの体重も含め「軽量化」が一番の課題だ。「飛行前に、僕がたとえ10キロ痩せたとしても問題は残る」とドムジャンさんは笑う。
限界に挑戦
軽量化は、ソーラーパネルでも重視された。ソーラーストラトスのパネルは、Sunpower社の製作で、ソーラー・インパルスにもトゥラノール・プラネットソーラーにも使用されたものだ。
このソーラーストラトスのわずか20キログラムのソーラーパネルは、ヌーシャテルにあるCSEM電子工学・マイクロテクノロジー研究センターでさらに改良された。 「飛行機を軽くするため、ソーラーパネルも軽くする必要があった。そして1平方メートルあたり1キログラムになるまで減量できた。現在市場に出ているソーラーパネルより10倍も軽くなった」とドムジャンさんは言う。
電池やソーラーパネルの軽量化を推し進めた後、機体そのものの軽量化はこれ以上望めないと考えたドムジャンさんは、 飛行中に太陽光電力を使う超軽量の「宇宙服」を身に着けることにした。これももう一つの「世界新記録」になることだろう。
この宇宙服は、ロシアのZvezda社の製作だ。同社は、世界初の有人宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンや世界で初めて宇宙遊泳を行なったアレクセイ・レオーノフの宇宙服を作っている。
だが、こうした宇宙服を身に着けて狭いコックピットの中で飛行機の操縦を続けるには、特別な訓練が必要になるだろうとドムジャンさんは付け加える。
こうした記録的なチャレンジに挑みながらも、冷静さを失わないこの控えめな冒険家は、こう結んだ。「解決すべき問題にステップ・バイ・ステップで挑んでいるので、あまり心配はしていない。チームにも恵まれているし、もちろん細心の注意も払ってもいる。ソーラーストラトスにはパラシュートを備えてないので、(バックアップとしての)プランBは存在しない。それに、もしリスクがなければ、それは冒険ではない」成層圏でのソーラー飛行
ソーラーストラトスのチームは、成層圏に行って帰ってくる時間を5.5時間と見ている。成層圏に到達するのに2.5時間かかり、15分間そこに留まって太陽光や星の光などを眺めた後、3時間かけて地球に戻ってくる。
ドムジャンさんの広範囲に渡る目的の一つであるソーラー飛行は、「今日、ソーラー発電で驚くようなことが可能になる」を実証することにある。
もし今回のソーラー飛行が成功すれば、次はZero2Infinity社やWorld View社のような会社と提携し、より大きな機体の商用機の開発を考えているとドムジャンさんは話している。
もう一つの計画は、サテライトに取って代わる、ないしはサテライトをサポートするために成層圏用のソーラードローンを開発することだ。こうしたドローンは現在、フェイスブック社やグーグル社 によっても開発されている。
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道路インフラ 基金設立で財源確保なるか
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スイスは道路交通網が最も普及している国の一つだ。道路インフラの維持や建設計画には多額の費用がかかるため、政府と連邦議会は「国道と都市交通のための基金(NAF)」の設立を目的とした憲法改正を呼びかけている。長期的な道路計画を可能にし、また財源を確保することが狙いだが、これには左派や環境派の一部が反対している。
国道の主な財源はこれまで、鉱油税(石油、天然ガス等)と高速道路料金からの収入(いわゆる道路事業費)だったが、政府と連邦議会は財源不足を警告している。なぜか?
自動車および自動二輪車の交通量は1960年以降、5倍以上に増えた。それに伴い渋滞時間も増加。騒音対策、自然保護、災害保護を求める社会からの要望も重なり、インフラの運営費や維持費が増えた。
それと同時に収入が減った。燃料に課される鉱油追加税はここ数十年間、物価上昇に合わせられておらず、1974年以来ガソリンおよびディーゼル1リットルにつき0.3フラン(約34円)に据え置かれている。
政府の主張では、このまま対策を取らなければ国道の財源は今後数年で赤字に転じる。そのためNAFに追加資金を注入し、道路事業に関するすべての収入を今後は特定財源にすべきだとしている。NAFが設立されれば、特に混雑の激しい道路区間の整備や狭い道路の拡幅整備、またヴォー州ローザンヌ・モルジュ区間の迂回路建設や、チューリヒ州グラットタール地域にある高速道路の渋滞解消が実現できると、政府は説明する。国道だけでなく、都市近郊地域の道路計画もNAFの恩恵を受けるという。
政府および連邦議会の圧倒的過半数はこの基金の設立を支持。「(基金があれば)問題は解消され、国道網の効率性は維持される」とドリス・ロイタルト運輸相はメディアに語っている。
国庫を略奪
基金設立に反対する声は議論が開始した当時からあまりなかった。なぜなら、鉄道にはインフラ整備・拡充のための基金が存在しているからだ。道路事業への巨額資金注入を目的にした「乳牛イニシアチブ」の是非を巡る昨年6月の国民投票では、NAFが設立されればバランスの取れた財政モデルを国民に提示できると政府は主張していた。
左派や環境派からもNAFに対する反対意見は基本的に聞かれない。だが、社会民主党のエヴィ・アレマン下院議員は、「連邦議会はNAF設立に関する草案を大幅に変えた。これでは国庫が略奪されることになるだろう」と話す。
基金設立の反対キャンペーンを張る環境派の団体「スイス交通クラブ」の会長を務める同氏は、「期限を設けないNAFの存在を憲法改正で固定してしまえば、国のほかの支出に比べNAFの方が優遇されてしまう」と批判し、こう続ける。「憲法改正が通れば道路事業の財源は極端に膨れ上がる。国庫の負担は重くなり、とりわけ公共交通分野が費用削減の対象になるだろう」
現在は鉱油税の5割が道路事業に定められているが、実際にNAFが設立された場合はその割合が6割になる。また自動車輸入税の税収は国庫ではなくNAFに入る。さらに、鉱油追加税は、自動車の燃費が以前より向上したことを踏まえ、ガソリンおよびディーゼル1リットルにつき0.30フランから0.34フランに引き上げられる。ロイタルト運輸相によれば、増税の開始時期は早くとも19年からだ。
NAFへの批判は、緑の党からも出ている。同党は今月に開かれた党大会で有権者に反対票を投じるよう呼びかけた。「我々が反対してきた乳牛イニシアチブは、国民投票で大差で否決された」と同党のレグラ・リッツ党首は話す。保守派が過半数を占める連邦議会は「この明らかな教訓」からあまり学んでおらず、NAF設立で「乳牛イニシアチブの半分」を実現させようとしていると、同氏は主張。「国の財政が非常に厳しい中で、きわめて寛大な法案が決議され、道路網が拡大されるということが過去にあった」と語る。
しかし、社民党も緑の党も、反対キャンペーンにさほど労力も資金も注いではいない。社民党の連邦議会議員の大半がNAF設立に賛成していることからも分かるように、環境派および左派の間で意見が食い違っているからだ。
NAFに賛成しているのが、影響力のある自動車連盟のツーリングクラブ・スイス(TCS)と保守派政党。「道路での渋滞時間は年間2万2千時間。これは約20億フランの損失に値する。道路インフラを現在の交通量に合わせるにはNAFが必要だ」とヴァルター・ヴォブマン下院議員(国民党)は話す。
「乳牛イニシアチブの半分」と揶揄されるNAFが連邦議会を通過したことに、ヴォブマン氏は安堵したという。同氏は「NAFが設立されれば、道路事業に約7億フランが追加される」と語り、その資金はもっぱら自動車ドライバーの財布から出ると言う。
結束を強める
中道派のキリスト教民主同盟もNAFに賛成の立場だ。「公共交通においても、個人が自動車、オートバイ、自転車などを利用する場合においても、スイスのインフラはとてもよく整っている。これは国が経済的に繁栄する上で重要なことだ。インフラが整えば、山岳地や遠隔地は都市と結ばれる」と同党のヴィオラ・アムヘルド下院議員は語り、こう続ける。「良い交通網は、国の結束を強めるのだ」
その一方で、NAFが設立されれば環境破壊が進むと、反対派は主張する。スイスでは住宅地や道路の建設目的で1日にサッカー場10面分の森林が伐採されている。NAFが実現し、道路事業により多くの資金が流れ込むことになれば、森林伐採は進む一方だと反対派は考える。これに対しアムヘルド氏は「NAFの目的は、緑地を道路で潰すことではない」と反論。「計画的に、重点箇所に的を絞って問題を解消し、道路整備を長期的に保証することが目的だ」と話す。NAF設立に30億フラン
国道と都市交通のための基金(NAF)には年間30億フラン以上が注ぎ込まれる。収入の内訳は以下の通り。
・ 鉱油追加税:19億フラン
・ 自動車輸入税からの収入:4億フラン
・ 高速道路利用ステッカーの販売による収益:3億2千万フラン
・ 鉱油税の1割:2億5千万フラン
・ 電気自動車への自動車税課税(2020年以降):9千万フラン
・ 州道から国道への切り替えによる州からの補償金:6千万フラン
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最近のフラン高で競争力の低下を懸念したスイスの企業は、軒並みコストの安い海外に製造拠点を移した。契機は2015年1月、スイス国立銀行(中銀)が対ユーロ上限を撤廃し、ユーロが暴落したことにある。スイスの輸出業は打撃を受け、特に欧州市場は著しく影響を受けた。
生産拠点の海外流出を食い止め、国内企業が生き残りを図る頼みの綱は、最新のイノベーション技術だ。例えば人間と協働するロボット、生産ラインの欠陥を見つけるセンサー、全稼働部門を統括する高度なソフトウェアなど、それらが建設、組立から物流、発注に至るあらゆる部門で活躍する。
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