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「ハイテク」スイスは健在

日本では全体の4割が高等教育を終えており、アイスランドに続いて世界第3位 Keystone

学術、研究、開発に関して、スイスは依然として世界のトップグループに属している。だが、まもなくスカンジナビア諸国や日本に追い抜かれそうだ。

連邦統計局 ( BFS /OFS ) の「スイスの学術および技術に関する指標」によると、スイスの特許取得数は経済協力開発機構 ( OECD ) 加盟国全体の2%に過ぎない。しかし、国民100万人当たりに換算すると107となり、119の日本に次いで第2位だ。

ヨーロッパの優等生

 25歳から64歳までのスイス国民のうち、高等教育卒業の資格を持つのは3割。連邦統計局はこれを、「知識を基礎とし、生産やノウハウの伝播を必要とする経済および社会にとって、非常に優秀な人材資本」だと評している。

 国際的な比較では中位クラスのスイスだが、欧州連合 ( EU ) 27カ国の中では平均以上で、ドイツやフランスよりも上位に位置している。トップはカナダで46%、これに45%のアイスランドが続く。

 2004年、スイスは研究開発に130億フラン ( 約1兆3400億円 ) 以上を投入した。これは国内総生産 ( GDP ) の2.9%に当たり、韓国、日本、フィンランド、スウェーデン、イスラエルに続いて世界第6位。上位トップ5の各国は、研究開発にGDPの3~4.5%を費やした。

swissinfo、外電

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