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雪の中の反逆者たち―スイスのスノーボード史

スイスでスノーボードが始まったのは今から約40年前。それはパイオニア、パンク、ポップスターたちによるウィンタースポーツの革命だった。はたして今もその反逆精神はスノーボードに息づいているだろうか?

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今回の独語圏スイス公共放送(SRF)制作のドキュメンタリーで案内人を務めるのは、スノーボード好きなニュースキャスター、アルトゥル・ホネッガーさん。スノーボードをスイスに根付かせた人たちに会いに行き、スノーボードにまつわる思い出や想いを聞いた。彼らの多くはスケートボード出身者で、スキーを「ダサい」と感じていたという。ホネッガーさんは取材を通し、1982年当時のテレビ番組で言うところの「スノーボードと呼ばれる新スポーツ」の発展にスイスが大きく貢献していたことを明らかにする。

スイスでは当初、ゲレンデでスノーボードをすることも、自作のボードで滑ることも禁止されていた。ゲレンデを歩いて登りたくない人は、リフトの係員にチョコレートやワインを賄賂として渡す必要があった。

当時の若者世代は「ワイルドで反抗的でいたかったし、仲間と盛り上がりたかった」とオリンピックの金メダリスト、ジャン・ジメンさんは振り返る。スノーボードが1980~90年代にかけてスイスのウィンタースポーツで不動の人気を築いたのは、それが単なるスポーツ以上のものだったからだ。

独語からのDeepL翻訳:鹿島田芙美

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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