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スイスのユネスコ世界遺産を写真で再発見

スイスにある11件のユネスコ世界遺産にもっと人々の関心を引き寄せようと、今週末の11と12日の両日、さまざまなイベントが催される。この機会にスイスの世界遺産ツアーを写真でお届けしよう。

 首都ベルンの旧市街は、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。ここでは今週末に、世界遺産マーケットが開催される予定だ。また、アルプス最長のアレッチ氷河をたたえる世界自然遺産の「スイスアルプス ユングフラウ・アレッチ」を訪れるならユングフラウ駅までの鉄道料金が半額になる。

 スイスで一番新しく世界遺産に登録されたのは、レマン湖を見下ろすラヴォー地区のブドウ畑。湖畔の丘陵地帯にテラス状に広がる美しい景観は、11世紀ごろにできたと考えられている。

 今週末のスイス世界遺産プローションは、スイス国内のユネスコ世界遺産にもっと関心を集めるための努力がなされるべきだとする、昨年のスイス世界遺産委員会の発言を受けて開催が決まった。

 1972年のユネスコ総会で採択された世界遺産条約だが、スイスは1975年に採択。これまでに計191カ国が採択している。世界遺産リストには161カ国の1000以上の文化遺産及び自然遺産が登録されている。

(写真編集・Christoph Balsiger 文・Dale Bechtel 翻訳・由比かおり)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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