スイスの視点を10言語で

スイス、「若すぎる」子犬の輸入を禁止

仔犬
スイスは専門業者による仔犬の輸入を禁止する Keystone-SDA

スイス政府は動物保護令の改正を閣議決定した。生後15週未満の子犬の商業輸入を禁止する。2025年2月1日に発効する。

スイス連邦政府が20日発表した改正動物保護令外部リンクによると、15週未満の子犬を輸入できるのは、国外ブリーダーから個人的に子犬を集めている私人に限られる。海外からの「無責任な」犬の購入を抑止するのが狙い。

おすすめの記事
ニュースレター登録

おすすめの記事

ニュースレター登録

ニュースレターにご登録いただいた方に、スイスのメディアが報じた日本のニュースを毎週月曜日に無料でEメールでお届けします。スイスの視点でニュースを読んでみませんか?ぜひこちらからご登録ください。

もっと読む ニュースレター登録

インターネットを通じ、若すぎる子犬が取引されている。こうした「軽率な」オンライン購入を減らす。

子羊の尾を短くすることも禁止される。他の家畜ではすでに禁止されている。

鶏卵業における、雄のヒヨコの殺処分を抑制する改正も講じる。卵の早期雌雄判定技術を踏まえ、段階的に殺処分を廃止することが可能になる。

おすすめの記事
ひよこ

おすすめの記事

生きたひよこの細断 スイスで禁止

このコンテンツが公開されたのは、 2020年1月1日から、卵の生産に役に立たないという理由で、オスのニワトリのひなを生きたまま細断して殺処分することが禁じられる。スイス連邦議会は今年10月、動物福祉政策の一環で動物保護法改正案を可決した。

もっと読む 生きたひよこの細断 スイスで禁止

実験動物の飼育や扱いも、福祉向上のために変更する。報告義務を強化し、透明性を高める。

英語からのDeepL翻訳:ムートゥ朋子

おすすめの記事
woman cuddling cat

おすすめの記事

世界で最も厳しい動物保護法を課すスイス

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは世界で最も厳しい動物保護法を設けている国の一つだ。動物の福祉を守るためさらに規制を強化する案が、繰り返し国民投票にかけられている。専門家はそれでもまだ欠陥があると話す。

もっと読む 世界で最も厳しい動物保護法を課すスイス

最も読まれた記事
在外スイス人

世界の読者と意見交換

ニュース

T字型リフトに乗る子ども

おすすめの記事

スキー初心者泣かせのT字型リフト 生誕から90年

このコンテンツが公開されたのは、 スイスのスキー場で親しまれているT字型リフトが23日、東部ダボスの地で誕生から90年を迎えた。発明直後から急速に普及したが、現在ではベンチ型リフトへの転換が進む。

もっと読む スキー初心者泣かせのT字型リフト 生誕から90年
スイスとEUの国旗

おすすめの記事

スイスとEU、今後の二国間関係について合意

このコンテンツが公開されたのは、 スイスと欧州連合(EU)は20日、貿易や労働、人の移動自由などのルールを盛り込む二国間条約の締結に向けた交渉を完了したと発表した。

もっと読む スイスとEU、今後の二国間関係について合意
クレディ・スイスのロゴ

おすすめの記事

クレディ・スイス危機への対応「時間がかかりすぎた」 議会調査委が報告書

このコンテンツが公開されたのは、 クレディ・スイスが経営危機に陥った責任を追究するスイス連邦議会の調査委員会は20日発表した報告書で、原因は長年にわたる経営上の不始末にあったと結論付けた。

もっと読む クレディ・スイス危機への対応「時間がかかりすぎた」 議会調査委が報告書
笑顔で握手を交わす閣僚

おすすめの記事

2025年のスイス連邦大統領はカリン・ケラー・ズッター氏

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦議会は11日、カリン・ケラー・ズッター副大統領兼財務相(急進民主党、60歳)を新大統領に選出した。新副大統領にはギー・パルムラン経済・教育・研究相(国民党、65歳)が選ばれた。

もっと読む 2025年のスイス連邦大統領はカリン・ケラー・ズッター氏
健康保険カード

おすすめの記事

医療費の高騰、依然としてスイス国民の最大の関心事 調査

このコンテンツが公開されたのは、 大手金融機関UBSが12日発表した調査「心配事バロメーター」によると、依然として医療費と健康保険料の高騰が最大の懸念事項だったことが分かった。環境と年金も懸念事項にあがっている。

もっと読む 医療費の高騰、依然としてスイス国民の最大の関心事 調査
連邦工科大学の校舎

おすすめの記事

スイス連邦工科大、留学生の授業料3倍引き上げ決定 25年秋学期から

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)と同ローザンヌ校(EPFL)が、留学生の授業料をスイス人学生の3倍に引き上げ、2025年秋学期から1学期当たり2190フランにすることを決めた。

もっと読む スイス連邦工科大、留学生の授業料3倍引き上げ決定 25年秋学期から
ベツナウ原発

おすすめの記事

世界最古の原子力発電所、2033年に稼働終了

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの電力会社アクスポは5日、世界で最も古いベツナウ原子力発電所の稼働を2033年に終了すると発表した。33年までの運転継続にかかる追加事業費は3億5000万フラン(約600億円)を予定している。

もっと読む 世界最古の原子力発電所、2033年に稼働終了

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部