買い物が政治行動になるとき
若者は政治問題に関心をあまり向けないとよく言われる。事実、若者の投票率は大抵、極めて低い。だが買い物で「政治参加」する若者は少なくない。例えば、商品の製造過程や条件を考えた上で購入するのは、れっきとした政治行動だ。
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科学技術に関するビデオやポッドキャストを制作。アニメーションとドキュメンタリーのスタイルをミックスした、モバイル視聴向けの解説動画の開発が専門。 チューリヒ芸術大学で映画制作とアニメーションを学び、2004年からSWI swissinfo.chでビデオジャーナリストとして勤務。SWIのビジュアル・プロダクト向けに、さまざまなスタイルのアニメーションを制作することを専門にしている。
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オーガニックやフェアトレードへの人気は高く、認証マークのある商品が増えている。しかし売り上げの数値だけでは、なぜ消費者が認証マーク付製品を買うのかは分からない。政治的スタンスに基づいて商品を買うことは、ある種の政治参加と言える。
「政治的動機からの消費行動」について調べているのは、アーラウ民主主義センター(ZDA)外部リンクの研究者ビルテ・グンデラッハさん。消費者が認証マーク付きの商品を買う理由を探るため、新しい手法を編み出そうとしている。
スイスインフォが配信する#DearDemocracyの動画シリーズ「デモクラシー研究室」では、若い研究者たちが民主主義に関する発見について語る。
(独語からの翻訳・鹿島田芙美)
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