スイスでは28日、今春に議会を通過したCOVID-19法改正案の是非が有権者に問われる。今回の国民投票では、新型コロナウイルスのワクチン接種や陰性を示す「COVID証明書」が焦点となる。
このコンテンツが公開されたのは、
今年3月19日改正のCOVID-19法に反対する3つの市民委員会が7月、必要な数の有効署名を集めてレファレンダムを提起。国民投票の実施が決定した。わずか半年の間に同じ法律を巡って2度も国民投票が行われるのは、スイスの直接民主制の歴史の中でも初めて。
最初のレファレンダム提起を受けて前回6月13日に行われた国民投票では、有権者の賛成60.2%を得て可決された。
おすすめの記事
おすすめの記事
賛否分かれるワクチンパスポート 国民投票で問われる
このコンテンツが公開されたのは、
多くの欧州諸国と同様スイスでも、新型コロナウイルスのワクチン接種や陰性を示す「COVID証明書」(ワクチンパスポート)に対し、各地で活発な抗議デモが行われている。そのような中スイスでは11月28日、このワクチンパスの将来を左右する国民投票が実施される。
もっと読む 賛否分かれるワクチンパスポート 国民投票で問われる
続きを読む
おすすめの記事
スイスのコロナ情報 マスク義務再開はなし
このコンテンツが公開されたのは、
スイスは4月1日、新型コロナウイルス感染症に対する全国的な感染対策を全て撤廃した。秋冬の感染再拡大が懸念される中、スイス公衆衛生当局はマスク義務の再開は必要ないとしている。
もっと読む スイスのコロナ情報 マスク義務再開はなし
おすすめの記事
看護師イニシアチブを動画で説明 スイスの国民投票
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは今月28日、看護師やケアワーカーの労働条件改善を目指すイニシアチブ(国民発議)「強固な看護ケアのために」が国民投票にかけられる。
もっと読む 看護師イニシアチブを動画で説明 スイスの国民投票
おすすめの記事
司法イニシアチブを動画で説明 スイスの国民投票
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは28日、司法の独立性確保と非政治化を目的としたイニシチブが国民投票にかけられる。同イニシアチブでは、くじ引きによる最高裁判官の選出を可能にする憲法改正を求めている。
もっと読む 司法イニシアチブを動画で説明 スイスの国民投票
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。