国境なき記者団、福島やハイチなどの報道写真展開催
ジュネーブでは現在、国境なき記者団スイス支部による報道写真展「言論の自由のための写真」が開催されている。言論の自由を擁護する同団体の活動を支援するため、第一線で活躍するスイス人報道写真家6人が、震災後の日本やハイチで撮影した現地の写真を提供している。
ディディエ・リュフさんとマインラート・シャーデさんの写真は、私たちが廃棄したコンピューターを分解・分別したり、地中からコバルトを掘削したりする人々の様子を伝える。クリストフ・バンゲルトさんは地震、津波、原発災害の三重苦に見舞われた東北の様子を撮影。トマス・ケルンさんは、復興を目指すハイチの現状をカメラに収めた。レト・アルベルタリさんはアフガニスタンの女性たちを撮影し、オリヴィエ・フォーゲルザンクさんは、リビアでの紛争の模様を如実に伝える。展示は9月15日まで。
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