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スイス農家でボランティア

スイスアルプスの農家たちは、新型コロナウイルス対策で周辺国との国境が閉鎖されたため、労働力不足に悩んでいる。カトリック系の慈善団体カリタス外部リンクが国内のボランティアを緊急募集したところ、約1000人が名乗りを上げた。

やることは盛沢山だ。牛の乳しぼり、干し草づくり、石かき、薪割り、柵の修繕。雄大なアルプスの自然を背景に、農家は豊かな学びの場を提供している。

カリタスは時折、困っている農家に支援の手を差し伸べている。ボランティアは海外から来る人が多く、特に収入の低い農家で働くことができる。だが新型コロナ危機のため、今年はいつもの3分の1しか働けるボランティアがいない。6月中旬に国境が開くが、外国人ボランティアがどの程度自由に入国できるかははっきりしていない。

普段チューリヒ空港で旅客アシスタントとして働くベアトリス・クラウスさんは、現在仕事があまりないためボランティアをすることにした。オプヴァルデン準州メルヒタールの上、アルプ・ルオドシュペーリ外部リンクに向かい、農家のガッサー夫妻を手伝った。それは肉体的にはきつかったが、やりがいのある仕事だったと話す。

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このコンテンツが公開されたのは、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で働き方が制限されるなか、スイスの農家も大きな頭痛の種を抱えている。収穫を担う外国からの季節労働者の確保が難しくなっているからだ。

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(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)

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