スイスの観光スポットに大きな変化
観光地の景色は、そうそう変わらない。スイスアルプスをはじめとする人気の観光スポットは、いつ訪れても常に変わらない美しさで観光客を魅了する。ただ、ここ数年で大きく変化したものが一つある。
19世紀から20世紀の終わりまで、観光で最も多くスイスを訪れていたのは、主に西ヨーロッパや北アメリカからの人々で、唯一の例外は日本からの観光客だった。
今日では日本よりも中国やインドからの観光客数が上回り、湾岸諸国からのツアー客も急増した。観光地そのものは変わらないが、スイスを訪れる「観光客の出身国構成」こそまさに、近年、スイスの観光スポットで見られた大きな変化なのだ。
(写真・Keystone、Ex-press,、Photo 13、Ti-Press 写真編集・Ester Unterfinger 文・Dale Bechtel 英語からの翻訳・大野瑠衣子)
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