スイス人の生活を直撃したコロナ危機③
新型コロナウイルスに伴うロックダウンは、ルツェルンにある企業テルモプランにも暗い影を落とした。
スターバックスやネスプレッソなど有名ブランドのコーヒーマシンを製造するテルモプラン。会社に向かうアドリアン・シュタイナー最高経営責任者(CEO)の表情は暗い。下請け業者からの部品の供給が途絶え、生産ラインに大きな影響が出たからだ。企業の売り上げを維持しながら、従業員400人の健康も守らなければならない。
2020年4月23日にドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)で放送されたドキュメンタリー番組「DOK」の計1時間38分の映像を、1回10分程度に分け、日本語字幕付きで順次オンライン配信します。この番組はスイス政府が非常事態を宣言した直後から、レストランや美容院の店主、病院のスタッフ、企業人に密着。市井の人たちがこの事態にどう向き合ったかを追いました。配信は日本語編集部のFacebook外部リンク、Twitter外部リンクでお知らせします。
ロックダウンがいつまで続くのか見通しが立たない中、社長の肩には重責がのしかかる。
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