新型コロナが変えた家族との距離
新型コロナウイルスの感染拡大で、スイス南部のティチーノ州では現在、65歳以上の外出が禁じられている。そんな中でも、ビデオ通話でコミュニケーションをしたり、窓越しに絵本を読み聞かせたり、小さな子供が庭で踊ったりする姿を見るのは心が安らぐ瞬間だ。1日も早い事態の終息を願いながら日常生活を過ごす4世代家族に話を聞いた。
※この映像はティチーノ州で65歳以上の高齢者の(買い物を含む)外出が禁じられる前に撮影されました。
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ティチーノ州に住むこの4世代家族は、日常的に世代間の交流がある家族だ。ところが新型コロナウイルスの感染が拡大し、連邦保険庁は、重症化のリスクが高い高齢者との接触を自粛するよう、若い世代に求めている。
スイスでは2月25日にティチーノ州で最初の感染者が確認されてから、急速に国内感染が広まった。連邦政府は全国民に対し、テレワークができない従業員の通勤や医者の受診、スーパーや薬局での買い物以外の、不要不急の外出を自粛するよう求めている。
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(英語からの翻訳・大野瑠衣子)
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