ヨーロッパ有数の勇壮な山々、きらきら輝く湖、深い森。豊かな自然に恵まれたスイスではさまざまなアウトドアが楽しめる。
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ハイキングとスキーは最も人気。ハイキングルートは延べ6万キロメートル以上に及ぶ。道には行き先や所要時間を示す掲示板が立ち、山間の村から山頂行きのゴンドラやリフトが出ている。
車に頼らない移動を支援する団体スイス・モビリティ(Switzerland Mobility)(英/独/仏/伊語)はサイクリング、ハイキング、インラインスケートのほか、カヌーで行けるルートを数多く紹介している。
スイス政府観光局外部リンク(日本語)では野外活動を数多く紹介。モバイルアプリ外部リンク(英語)からはハイキング、遊泳、ウィンタースポーツの情報を得ることができる。また、アプリ「アイスキー・スイス(iSki Swiss)」(英語)はゲレンデ情報、ライブ画像、天気予報を掲載。
スイス・ケーブルカー協会(独/仏語)はケーブルカーを維持・運営する数百社を会員に持つ。スイスアルペンクラブ(SAC)(英/独/仏/伊語)はベッド数約9200床、山小屋150カ所をアルプスで運営する。
スイスは約3300キロメートルに及ぶ自転車ルートが整備されている。ルートの詳細はPro Velo外部リンク(英/独/仏/伊語)へ。
※このコンテンツは2017年12月時点のものです。今後は更新されません。
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スイスといえば登山だが、一体どれくらいの人が登山を楽しんでいるのだろう。登山シーズンに突入した今、最新の調査結果をもとにスイスの登山事情をまとめた。
270万人
15~75歳のスイス居住者で、頻繁に登山を楽しむ人の数。同年齢層のスイス人口の44%にあたる。登山をメインスポーツとする人の割合は8%。
7%
15~74歳のスイス居住者で、頻繁に登山を楽しむ人の数は2008年以降に7%増加。08年では、同年齢層のスイス人口に占めるその割合は37%だった。
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スイス南部ヴァリス(ヴァレー)州にある人気のスキーリゾート地ヴェルビエで、都市が無秩序に拡大する「スプロール現象」が進み、交通渋滞を引き起こすなど問題になっている。この現象に詳しい連邦工科大学ローザンヌ校の研究者フィオナ・ピア氏は緩和策として、住宅や公共施設、交通機関を一つの建造物に集約したインフラモデルの導入を提唱。自然に優しくより多くの観光客を収容できるメリットもあるという。スイスインフォの記者がヴェルビエで同氏に話を聞いた。
ヴェルビエは1950年代にスキーリゾートを開業。国内の他のリゾートと同様、統一的な都市交通計画がないまま自然発生的に発展してきた町だ。11月下旬の曇った日にもかかわらず、景観は息をのむほど美しく、町は華やかに飾り立てられている。スキーシーズンの繁忙期はまだ先だが、道路は車で混雑。歩くのが一苦労だ。
ピア氏は「ヴェルビエの面積は約5平方キロメートルで、徒歩で回るには広い。この町は車の利用を前提に発展してきた」と説明する。
交通事情は悪い。バスと乗用車が同じ車線を走り、車以外に有効な移動手段がない。ピア氏は、騒音と交通の不便さが町の深刻な問題だと指摘する。
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「朝6時から夜11時まで休みなしで働き、規律を保ち、病気になったりホームシックにかかったりした子どもの面倒も見なければならない」。小学校教諭のウルス・ヴァイベルさんは自校の生徒のためのスキー合宿を運営しているが、大変だ…
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