ライフ&高齢化 畜舎から別荘へ 前 次 建築事務所gasser, derungsは、グラウビュンデン州シャランスにある古い牛舎を干し草置き場込みで住宅に改築した Bodo Mertoglu シャランスの新しい「馬小屋」は、古い馬小屋の作りを妥協することなく保存し、いわば「馬小屋の中の家」をつくることを目指した Bodo Mertoglu 人口200人の村マドゥライン(グラウビュンデン州)では、シュミットリン・アーキテクテンが空き家になっていた干し草の納屋を芸術の場にリノベーション Constructive Alps 照明器具を取り付けたほかは何も変わっていない。暖房はなく、堅牢な石組みだけが温度を調節する Constructive Alps 山間部の自治体サルゴニュ(グラウビュンデン州)では、地域の特色である厩舎を別荘にすることが現行法でも可能になった von Mann Architektur 内部では特徴的なニット構造を体験できる von Mann Architektur グラウビュンデン州リオムという小さな村に、大きな納屋を改装した温水式の文化施設「クラヴァデイラ」がある。改装を手がけた建築事務所derungs, gasserは、空間の雰囲気を大切にした。このプロジェクトは、2018年のワッカー賞を受賞した Keystone / Christian Beutler イタリア・ロンバルディア州のアルプス山脈にある村ポッツォでは、古い馬小屋を死者のための礼拝堂に改造した。 建築家セルジオ・ギラルデッリは、建物の中に箱のようにチャペルを配置した Constructive alps ベアテンベルク(ベルン州)にある築200年以上の納屋は、伝統的な丸太組み工法で建てられている。空き家となった納屋は、州の記念碑保存・遺産保護当局の支援を受け、元の特徴を維持しながら改修。財団法人「Ferien im Baudenkmal(建築記念碑で休暇を)」が借り上げている。 Stiftung Ferien im Baudenkmal Ferien im Baudenkmal財団は、観光と歴史的建造物の保存をつなぐために発足した。スイス全土にある荒廃し取り壊しの危機にある建築物を譲り受け、丁寧に修復し、休暇施設として再生させる活動を行っている Gataric-fotografie.ch ソリオ村(グラウビュンデン州)の中心部にある馬小屋は、ルネッリ・アーキテクツの手によって生まれ変わった Ruinelli Associati 打ち放しのコンクリートは古い伝統的な石積みの静的な役割を引き継ぎ、古い物質と新しい物質を融合させる Ruinelli Associati ベルリン近郊の馬小屋は、スタイリストとフォトグラファーのコラボでフォトスタジオに変身した Ruben Beilby ヘルガ・ブロックスドルフ・アキテクチャーは15万ユーロ(約2千万円)と最小限の予算で改装した Ruben Beilby 画像 1 画像 2 画像 3 画像 4 画像 5 画像 6 画像 7 画像 8 画像 9 画像 10 画像 11 画像 12 画像 13 画像 14 このコンテンツが公開されたのは、 2022/02/24 08:30 Ester Unterfinger 筆者の記事について swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。 他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。
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