ゲルトルード・シュヴィーツァー作、無題、21 x 31 cm、日付不明©アールガウ州立図書館、アッペンツェル・アウサーローデン準州
Kantonsbibliothek Appenzell AR
カール・M.作「Die Frau, die der Gans nachrennt(仮訳:ガチョウを追いかける女)」、19.6 x 26.5 cm、1917年、ケーニヒスフェルデン・コレクション© PDAG、ヴィンディッシュ
PDAG, Windisch
ヨゼフ・H.作、無題、自転車、16 x 32.2 cm、ケーニヒスフェルデン・コレクション、© PDAG、ヴィンディッシュ
PDAG, Windisch
アドリエン・R.作(1896~?)、無題、庭でベンチに座る男性。© プレファルジー・コレクション
Sammlung Préfargier
アンドレアス・S.作(1856~?)、無題、傘を持つ21人の女性と持たない6人の女性。© グラウビュンデン州精神医療業務コレクション
Sammlung Psychiatrische Dienste Graubünden
ハインリッヒ・L.作、18頁のスケッチブック見開き1面、18.5 x 47 cm、ブライテナウ・コレクション、© シャフハウゼン州国立資料館
Staatsarchiv Schaffhausen
アドルフ・シューデル作、「Europäische Friedenskarte(仮訳:欧州の平和地図)」、29.2 x 44 cm、ブライテナウ・コレクション、© シャフハウゼン国立資料館
Staatsarchiv Schaffhausen
ゲルトルード・シュヴィーツァー作、無題、18 x 20.6 cm、© アールガウ州立図書館、アッペンツェル・アウサーローデン準州
Kantonsbibliothek Appenzell AR
コンスタンス・シュヴァルツリン・ベルベラート作、「Küchenbuch der Waldau(仮訳:ヴァルダウの料理本)」、モルゲンターラー・コレクション、© ベルン精神医学博物館
Psychiatrie-Museum Bern
シャルレ・D.作、無題、ハンス・シュテック・コレクション、© ヴォー州資料館
Archives Cantonales Vaudoises
リナ・セシール・ コリオ・シャフター作「Diese Göttlichkeit(仮訳:この神々しきもの)」、9 x 6.5 cm、モルゲンターラー・コレクション© ベルン精神医学博物館
Psychiatrie-Museum Bern
コンラード・B.作、無題、14.9 x 9.4 cm、ミュンスターリンゲン・コレクション©トゥールガウ州国立資料館
Staatsarchiv des Kantons Thurgau
ジョゼフィン・H.作「Grossherzogin Josa Theodora(仮訳:ジョサ・テオドラ大公妃)」、36.2 x 22.7 cm、ケーニヒスフェルデン・コレクション© PDAG、ヴィンディッシュ
PDAG, Windisch
20世紀初頭は、心を病む人がすぐに精神病院に送られることが珍しくない時代だった。収容された患者の多くは二度と日の目を見ることなく病棟で一生を終えた。外界と遮断された生活の中で、彼らが心情表現の手段に選んだのは絵だった。トゥーン美術館では現在、患者らが描いた作品展が開かれている。
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SWI swissinfo.chの連邦政治取材班。在外スイス人向けにスイス政治を報道。
ヌーシャテル大学のジャーナリズム・メディア・アカデミーで学んだ後、地方メディアで働き、Journal du Jura、Canal 3、Radio Jura bernoisの編集部で働いた。2015年からはSWI swissinfo.chの多言語編集部に勤務し、情熱を持って職業を実践。
Katy Romy (文), Ester Unterfinger (写真)
1850~1930年は、アートセラピー(描画を使った心理療法の一つ)がない時代だった。にもかかわらず、患者たちは自分の創造力を表現する道を見つけていった。
2006~2014年にかけ、チューリヒ芸術大学外部リンクの卒業生がスイスの精神病院22カ所に保管されている資料を調査した。
その調査がきっかけで、精神病患者らの作品約5千点がデータバンク化された。これらの資料はスイス芸術学研究所外部リンクのホームページで閲覧できる。トゥーン美術館で5月19日まで開催中の作品展「Extraordinary(非凡)」外部リンクでは、その中から選りすぐりの180点が並ぶ。
作品から見えてくるのは、外界からほぼ閉ざされた当時の精神病院での日常だ。「被収容者」と呼ばれていた患者らの生活も垣間見ることができる。
1850年以降、精神病を病む人々はようやく「被収容者」ではなく「患者」として扱われるようになった。「その頃スイスでは精神病院の数が増え、強制収容の数も増加した」と研究プロジェクトを率いる芸術歴史家カトリン・ルクシンガーさんは言う。
精神病院での生活、そして死
当時、強制収容は一時的な措置ではなかった。収容されたが最後、そこで一生を終えることも珍しくはなかった。
「患者をそれまでの環境や生活から隔離すべきという考え方が支持されていた」とルクシンガーさんは説明する。スケッチ、絵画、編み物、工作は、精神病院に送られた患者が収容前の生活を語る手段でもあった。
「隔離」を表現した作品が多いのもうなずける。ある女性患者は、ノートに自分の家をスケッチした。女性が描いた部屋の描写は極めて正確で、机があり、その上には彼女のスケッチ画や文章が描かれたノートが置かれている。部屋の窓は開いていて、陽の光が差し込む。部屋は几帳面すぎるほど片付けられている。
その絵に女性はこう書き込んでいる。「私の物がどこにあるのかもう分からない。みな段ボールの中に片づけられてしまった」
これを見たとき、ルクシンガーさんは心が痛んだという。「患者の多くは精神病院に収容されることを五感の喪失や混乱と感じていた。何をどうしたらよいのか分からなくなり、常に不安がつきまとった。そうなっても仕方がない状況だった」
患者の絵画が改善のきっかけに
1900年における隔離された精神病院での生活は、刑務所での服役に例える人もいるだろう。だがルクシンガーさんは、当時の精神病院が残酷な面ばかりではなかったと指摘する。
「多くの精神科医が苦しむ患者への理解を深めようとしていた。その結果、革新的な精神病院が生まれた。患者の作品がこれだけ多く保管されていたのもそのためだ」
もっとも、作品は素人の手によるもの。正式な絵の道具や材料があったわけでもない。包装紙、段ボール、箱、にわか仕立ての素材など、患者らは限られた空間の中で手元にある物なら何でも使った。
「作品は小ぶりなものばかり。使える色も限られていた」と話すルクシンガーさんは、患者らが「もっとこういう風に出来たら」と望んでいたに違いないと感じている。
しかし、そんな厳しい状況下でも、患者らは想像力を生かし、絵を描くことで隔離された世界から抜け出すことに成功した。そして芸術作品の多くは今も息づいている。
(独語からの翻訳・シュミット一恵)
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自殺ほう助がスイスで増加
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最新の統計によると、スイスで行われた自殺ほう助の件数は前年から26%増加していることが分かった。自殺ほう助で死亡した人の大半は末期患者だった。
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サイエントロジー 宗教、カルト、それともエリート企業?
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米国の新興宗教サイエントロジーがスイスで活動を始めてから既に40年。近頃はすっかり鳴りを潜めた同団体への見方は「絶対主義のエリート企業」と「実用的な宗教哲学」と二分している。スイスのサイエントロジー広報担当と、新興宗教に精通する専門家が交わした今回の対談でも、それが明らかになった。
スイスとドイツでサイエントロジーの広報を務めるユルク・シュテットラーさんにとって、サイエントロジーはれっきとした宗教団体であり決してカルトではない。「カルトという表現は反対派が団体を除外するために使う言葉だ」
一方、プロテスタント教会の情報窓口「レリンフォ(Relinfo)」のゲオルク・オットー・シュミートさんは別の意見だ。「組織の形態からすると、サイエントロジーは上下関係が徹底した企業と同じだ。組織に対する批判はご法度で、エリート意識が非常に強い」
swissinfo.ch: なぜサイエントロジーでは批判が禁止されていると知っているのですか?
ゲオルク・オットー・シュミート: これはサイエントロジーを脱会した元信者から聞いた話だ。組織を批判するなど全く論外だと聞いている。批判する人は何かを隠しているとみなされ、査問を受けた上で批判を止めるまで(治療を)施されるそうだ。
ユルク・シュテットラー: シュミート氏はまるで少数派宗教の反対論者のようだ。彼はそのためにプロテスタント教会に雇われているので仕方がないが、言っていることは事実に反する。
シュミート: 失礼だが私は「プロテスタント教会に雇われている」のではない。プロテスタント教会から支援を受けた、独立した協会の職員だ。この協会の仕事は、宗教問題に関する消費者保護だ。例えば、サイエントロジーを脱会したい信者にアドバイスをするのが我々の役目だ。サイエントロジーは非民主的な考えが強いため、多くの国で批判的に見られている。
シュテットラー: バカバカしい。サイエントロジーは折に触れ教会に人々を招き、評論家も交えて意見交換を行っている。批判の声があれば真摯に受け止める。歓迎こそすれ、禁じるなど論外だ。
swissinfo.ch: メディアや世間でここまで叩かれている組織はサイエントロジー以外にありません。これはなぜでしょう。
シュテットラー: それは逆に私がメディアに聞きたい。過去30年来、サイエントロジーに関する肯定的な記事は書かないという風潮が特定の報道機関にはある。例えば10月初頭にストラスブールの欧州人権裁判所が、「サイエントロジーはサンクトペテルブルグで正式に教会として認定されるべきだ」との判決を下したが、スイスでこの記事を取り上げたのはカトリック通信社のみだった。
シュミート: サイエントロジーは有名人を使って宣伝活動に多額の費用をつぎ込むので注目を浴びる。身近な人が脱会すれば、周りは話を聞きたがる。また、この世の終わりを待っているエホバの証人とは異なり、サイエントロジーはこの世界を乗っ取ろうとしている。マスコミに注目されるのはそのためだ。
シュテットラー: 我々はより良い世界のために尽力しているだけで、「世界を乗っ取る」とは全くナンセンスな主張だ。
swissinfo.ch: 匿名だと念を押してもサイエントロジーの脱会者はインタビューに応じてくれませんでした。「不安だから」というのがその理由でしたが、これはどう説明したらよいのでしょう。
シュテットラー: ここ数年、脱会に関するトラブルは記憶にない。
シュミート: サイエントロジーを脱会してまだ日が浅い人は、サイエントロジーといざこざが生じるのではないかと心配するようだ。サイエントロジーで親しくなった人もいるので、その友好関係を危険にさらしたくないという背景がある。公でサイエントロジーの批判さえしなければ、脱会後も団体のメンバーと付き合っていける。
また、サイエントロジーの信者であることが公になると、就職活動の妨げになる恐れがある。採用側は、できればそうしたバックグラウンドがない人を優遇する。過激組織のメンバーは精神的に不安定だと、不当に思われる傾向にあるためだ。
swissinfo.ch: 長年の信者がサイエントロジーを脱会する場合、守秘義務に同意する必要がありますか?
シュテットラー: 現役信者の私には当然、守秘義務がある。ただしサイエントロジーでの活動が全て他言無用なのではない。もしそうでなければ私も納得がいかない。しかし内部機密に関しては守秘義務がある。
swissinfo.ch: 典型的なサイエントロジー信者、という人はいますか。
シュテットラー: そういう人は存在しない。サイエントロジーには教師、主婦、ビジネスマンなど、あらゆる層の人々が集まっている。以前、サイエントロジーはハレークリシュナ教団のように若者のカルト宗教と呼ばれていたが、現在の信者の平均年齢は40歳前後だ。
スイスにはトム・クルーズ氏やジョン・トラボルタ氏のような有名人の信者がいないが、論争を避けるためにあえて公の場に現れない著名人は存在する。
シュミート: サイエントロジーの門を叩くのは精神的な悟りを求める人ではなく、悩みや問題を抱えた人々だ。サイエントロジーは全ての問題には答えがあると宣伝している。入会するとまずコミュニケーション・コースに出席し、次に「オーディティング」(一種のカウンセリング)を受ける。その際、今まで誰にも話していないことを打ち明けるので、気持ちが軽くなる人もいるだろう。だが、次に待ち受けているのは、団体の収益に貢献させるためのプレッシャーだ。
swissinfo.ch: サイエントロジーは精神的に弱い人から利益を得ているのでしょうか?
シュテットラー: これもよくある偏見だ。社会で成功を収め、家族を持ち、人生の意義を追求している信者もたくさんいる。信者はみな精神的に弱い人だと決めつけているようだが、気概のある人でなければサイエントロジーの信者は務まらない。
swissinfo.ch: お金があまりなくてもサイエントロジーのコースに参加することはできますか?
シュテットラー: もちろんだ。コースの参加費とオーディティングが我々の収入源だが、お金がない人は専任の会員になってスタッフとして仕事をすればコースが全て無料になる。金銭的なり、運営に協力するなり、何らかの形での貢献を求められている。
シュミート: 組織には二つのグループが存在する。一つはサイエントロジーのスタッフで、彼らは低賃金で働く代わりにコースを無料で受講できる。毎週統計を取り、収益を増やしていかなければならない。もう一つは有償でコースを受講する信者だ。スタッフはこれらの信者に働きかけ、できるだけ多くのコースを受講するように勧誘する。例えそのために借金をする必要があっても……。
もちろんサイエントロジーに満足している信者もいる。勧誘に惑わされず1年に1コース受講する程度で、もう30年来サイエントロジーの信者という人を知っている。
シュテットラー: チューリヒ支部の現役信者120人のうち、コースの収入を管理しているのはわずか3、4人だ。
swissinfo.ch: サイエントロジーの信者は、サイエントロジーとは関係のない友人や家族とどのように付き合っているのですか?
シュテットラー: 夫婦の片方がサイエントロジーの信者ではないというパターンは多いが、パートナーの猛反対でもない限り特に問題はない。入会はスピリチュアルなことであって、カルチャーセンターの講座に参加するのとはわけが違う。そのため夫婦一緒に入会することは強制できない。
シュミート: サイエントロジーを批判しない限り、部外者とのコンタクトが許される。批判者は「弾圧者」とみなされ、その場合、外部とのやりとりは禁止される。
シュテットラー: それはでたらめだ。ただ批判をするだけで自動的に弾圧者扱いされることはない。
swissinfo.ch: サイエントロジーは人権保護や薬物乱用の防止、学校教育に努めています。これはなぜですか。
シュテットラー: サイエントロジーは常に社会に貢献してきた。我々は単なる瞑想サークルではないからだ。我々の目的は戦争や犯罪、狂気のない世界を築き上げることだ。
swissinfo.ch: これには誰も反論できませんね。
シュミート: 人権保護に努めることはもちろん大切なことだ。しかし外見的には人権保護を謳っていても、実際の行動が伴わなければ単なる偽善に過ぎない。
サイエントロジーの目的は社会を変えることだ。例えば同性愛者の治癒もそれに含まれる。この考えにはずっと固執している。
シュテットラー: 精神医学では1967年まで同性愛が精神病とみなされていた。サイエントロジーの50年代の発言をここで云々しても意味がない。聖書にはもっと「残酷な」内容が記されているではないか。イスラム教や仏教にも同性結婚は存在する。ヒンズー教やカトリックの間には存在しない。
swissinfo.ch : ここ10年間でサイエントロジーに変化はありましたか?
シュミート : 私はほとんど何も変化していないと思う。サイエントロジーは教条主義が非常に強く、L・ロン・ハバードが50年代から60年代にかけて広めた教義に今でも固執している。古臭い教えから脱却しなくてはやがて廃れていくに違いない。
シュテットラー : それを言うなら、今でも私が所属しているプロテスタント教会こそ時代遅れなのではないか。こちらの基盤は未だに聖書だ。どの宗教にもベースとなる聖典と創始者がある。10年毎に教義を変える宗教など聞いたことがない。
スイスのサイエントロジーは穏健的になったと言える。もう何年も批判者に対する訴訟を起こしていない。(信者の)借金に関してもかなり落ち着いた。80年代から90年代にかけては、信者が返済できないほどの膨大な借金を抱え込むトラブルも確かにあった。
swissinfo.ch: サイエントロジーのメリットは何かありますか?
シュミート : どの団体にも何らかの長所はあるものだ。サイエントロジーで受ける最初のコースは自信をつけるのに効果的かもしれない。過去のトラウマをテーマに取り上げることも良いと思う。アプローチは正しいが、解決策が時代遅れだ。
swissinfo.ch: サイエントロジーが改善すべき点はありますか?
シュテットラー : 透明度を高める必要がある。これは内部においても言えることだ。殻に閉じこもるのではなく、外部に対してもっとオープンに情報を発信していくべきだ。
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