多国籍企業 薬の値段はどうやって決まる? スイス製薬業界は世界中に医薬品を供給しているが、販売価格は国によって異なる。なぜか? このコンテンツが公開されたのは、 2024/04/22 08:30 1 分 Céline Stegmüller 2018年、ヌーシャテル大学ジャーナリズム・メディアアカデミー(AJM)を卒業してまもなく、「Nouvo in English」プロジェクトのビデオジャーナリストとしてswissinfo.chに入社。ティチーノ州出身。11歳の時に学校のキャンプで記者バッジをもらって以来、スイス各地の人々を対象に撮影、執筆、取材を行っている。 筆者の記事について Multimedia Jessica Davis Plüss 巨大多国籍企業がスイスなど各国に及ぼす影響について、良い面も悪い面も醜い面も取り上げる。出身地の米サンフランシスコとスイスとのつながりを常に模索。サンフランシスコはこれまで画期的なイノベーションを生み出してきたが、住宅危機を解決できていない。その理由を大いに語りたいと考えている。 筆者の記事について 英語編集部 他の言語(9言語) JA 原文 English en How drug prices are negotiated in Switzerland and beyond もっと読む How drug prices are negotiated in Switzerland and beyond Deutsch de Wie kommen Medikamentenpreise zustande? もっと読む Wie kommen Medikamentenpreise zustande? Français fr Qui décide du prix des médicaments et comment? もっと読む Qui décide du prix des médicaments et comment? Italiano it Chi decide il prezzo dei farmaci e come もっと読む Chi decide il prezzo dei farmaci e come Español es ¿Cómo se determinan los precios de los medicamentos? もっと読む ¿Cómo se determinan los precios de los medicamentos? Português pt O que determina o preço dos remédios? もっと読む O que determina o preço dos remédios? العربية ar من يحدد أسعار الأدوية؟ もっと読む من يحدد أسعار الأدوية؟ 中文 zh 药品由谁定价?如何定价? もっと読む 药品由谁定价?如何定价? Русский ru Как устанавливаются цены на лекарства в Швейцарии и за ее пределами もっと読む Как устанавливаются цены на лекарства в Швейцарии и за ее пределами 新薬の価格決定プロセスは時間がかかり、部分的に機密情報もあり、多くの要因が絡み合う。 政府、医療保険会社、保険者はいずれも、メーカーが発表する希望小売価格の最終決定に対して発言権を持つ。 おすすめの記事 おすすめの記事 ニュースレターへの登録 スイスに関連した最新記事を無料でお届けします。分野別の登録も可能。登録はこちらから。 もっと読む ニュースレターへの登録 英語からの翻訳:ムートゥ朋子、校正:上原亜紀子 人気の記事 おすすめの記事 文化 ゴダール監督の遺産を未来に受け継ぐ もっと読む ゴダール監督の遺産を未来に受け継ぐ おすすめの記事 スイスの視点 少子化、万博、ながら運転、伊藤詩織さん…スイスのメディアが報じた日本のニュース もっと読む 少子化、万博、ながら運転、伊藤詩織さん…スイスのメディアが報じた日本のニュース おすすめの記事 歴史 スイスの地図に隠された秘密 もっと読む スイスの地図に隠された秘密 おすすめの記事 外交 トランプ氏再選、スイス世論分かれる もっと読む トランプ氏再選、スイス世論分かれる おすすめの記事 環境 樹木にストレスを与える「乾いた空気」 スイスの森で気候変動との関連を調査 もっと読む 樹木にストレスを与える「乾いた空気」 スイスの森で気候変動との関連を調査 世界の読者と意見交換 次 前 おすすめの記事 10言語で意見交換 担当: Matthew Allen AIが強大な国や企業に独占されないようにするには、どうすればいいでしょうか? 人工知能(AI)は世界の多くの問題を解決する可能性を秘めています。しかし、最も裕福な国・テック企業がその利益を独占してしまう恐れもあります。 参加する 2024/11/07 14 件のいいね! 14 件のコメント 議論を表示する おすすめの記事 10言語で意見交換 担当: Benjamin von Wyl スイスと米国は、互いにどんなことを学び合えると思いますか? かつての「姉妹共和国」と呼ばれていたスイスと米国が互いに利益を得る方法について、あなたの考えを聞かせてください。 参加する 2024/09/06 105 件のいいね! 82 件のコメント 議論を表示する おすすめの記事 10言語で意見交換 担当: Giannis Mavris スイスの中立の未来は? スイスの中立は誤解されているのでしょうか?それとも、スイスの中立はもはや時代遅れなのでしょうか?あなたはどう思いますか?ご意見をお待ちしています。 参加する 2024/09/23 322 件のいいね! 206 件のコメント 議論を表示する 他のテーマ このストーリーで紹介した記事 ニュースレターへの登録 swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。 他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。 続きを読む 次 前 おすすめの記事 ノバルティスCEO報酬 27億円はもらいすぎ? このコンテンツが公開されたのは、 2024/03/14 米国の同業者と比べると見劣りするが、スイスの最高経営責任者(CEO)の給与は欧州でトップクラスだ。スイスの製薬業界ではこうした高額報酬を問題視する声が上がっている。 もっと読む ノバルティスCEO報酬 27億円はもらいすぎ? おすすめの記事 アルツハイマー新薬「レカネマブ」の生産支えるスイスの町 このコンテンツが公開されたのは、 2023/07/12 世界中のアルツハイマー病患者に希望を与える新薬「レカネマブ」の大量生産を支える工場が、スイス北西部の小さな町、ルターバッハにある。 もっと読む アルツハイマー新薬「レカネマブ」の生産支えるスイスの町 おすすめの記事 ハイテクで「医療制度に改革を起こす」スイスのスタートアップ このコンテンツが公開されたのは、 2023/02/21 スタートアップ企業ライフジェンの目標は、患者や保険会社が薬に余分な支払いをしなくてよくなることだ。同社開発の支払いモデルは、従来の医療制度に革命を起こせるだろうか? もっと読む ハイテクで「医療制度に改革を起こす」スイスのスタートアップ おすすめの記事 アフリカがん治療薬市場の現在 攻勢をかける大手製薬会社 このコンテンツが公開されたのは、 2022/12/13 14億人という世界第2位の人口を擁するアフリカ大陸は、がん治療薬の市場として急成長している。だが課題は多い。スイスの製薬大手ロシュがまさに今、それをケニアで経験している。 もっと読む アフリカがん治療薬市場の現在 攻勢をかける大手製薬会社 おすすめの記事 安価な医療の終焉 画期的な新薬はもはや高嶺の花か? このコンテンツが公開されたのは、 2022/11/01 革新的な新薬や治療法が次々と登場し、様々ながんや遺伝性疾患の治癒が可能になりつつある。だが問題は、これらに付けられる非常に高額な値段だ。 もっと読む 安価な医療の終焉 画期的な新薬はもはや高嶺の花か? おすすめの記事 製薬大国スイスで薬不足が起こる理由 このコンテンツが公開されたのは、 2023/03/28 スイスは世界最大手の製薬会社や中小バイオテック企業が拠点を置く、言わずと知れた製薬大国だ。なぜ、自国では医薬品が不足しているのだろうか? もっと読む 製薬大国スイスで薬不足が起こる理由 おすすめの記事 2億円の医薬品 なぜそんなに高額なのか このコンテンツが公開されたのは、 2019/06/06 米食品医薬品局(FDA)はスイス製薬大手ノバルティスの脊髄性筋萎縮症(SMA)に対する遺伝子治療薬ゾルゲンスマを承認した。この薬が話題をさらったのは、史上最高額の210万ドル(約2億3300万円)という薬価だ。なぜそんなに高いのだろうか。 もっと読む 2億円の医薬品 なぜそんなに高額なのか
おすすめの記事 10言語で意見交換 担当: Matthew Allen AIが強大な国や企業に独占されないようにするには、どうすればいいでしょうか? 人工知能(AI)は世界の多くの問題を解決する可能性を秘めています。しかし、最も裕福な国・テック企業がその利益を独占してしまう恐れもあります。 参加する 2024/11/07 14 件のいいね! 14 件のコメント 議論を表示する
おすすめの記事 10言語で意見交換 担当: Benjamin von Wyl スイスと米国は、互いにどんなことを学び合えると思いますか? かつての「姉妹共和国」と呼ばれていたスイスと米国が互いに利益を得る方法について、あなたの考えを聞かせてください。 参加する 2024/09/06 105 件のいいね! 82 件のコメント 議論を表示する
おすすめの記事 10言語で意見交換 担当: Giannis Mavris スイスの中立の未来は? スイスの中立は誤解されているのでしょうか?それとも、スイスの中立はもはや時代遅れなのでしょうか?あなたはどう思いますか?ご意見をお待ちしています。 参加する 2024/09/23 322 件のいいね! 206 件のコメント 議論を表示する
おすすめの記事 ノバルティスCEO報酬 27億円はもらいすぎ? このコンテンツが公開されたのは、 2024/03/14 米国の同業者と比べると見劣りするが、スイスの最高経営責任者(CEO)の給与は欧州でトップクラスだ。スイスの製薬業界ではこうした高額報酬を問題視する声が上がっている。 もっと読む ノバルティスCEO報酬 27億円はもらいすぎ?
おすすめの記事 アルツハイマー新薬「レカネマブ」の生産支えるスイスの町 このコンテンツが公開されたのは、 2023/07/12 世界中のアルツハイマー病患者に希望を与える新薬「レカネマブ」の大量生産を支える工場が、スイス北西部の小さな町、ルターバッハにある。 もっと読む アルツハイマー新薬「レカネマブ」の生産支えるスイスの町
おすすめの記事 ハイテクで「医療制度に改革を起こす」スイスのスタートアップ このコンテンツが公開されたのは、 2023/02/21 スタートアップ企業ライフジェンの目標は、患者や保険会社が薬に余分な支払いをしなくてよくなることだ。同社開発の支払いモデルは、従来の医療制度に革命を起こせるだろうか? もっと読む ハイテクで「医療制度に改革を起こす」スイスのスタートアップ
おすすめの記事 アフリカがん治療薬市場の現在 攻勢をかける大手製薬会社 このコンテンツが公開されたのは、 2022/12/13 14億人という世界第2位の人口を擁するアフリカ大陸は、がん治療薬の市場として急成長している。だが課題は多い。スイスの製薬大手ロシュがまさに今、それをケニアで経験している。 もっと読む アフリカがん治療薬市場の現在 攻勢をかける大手製薬会社
おすすめの記事 安価な医療の終焉 画期的な新薬はもはや高嶺の花か? このコンテンツが公開されたのは、 2022/11/01 革新的な新薬や治療法が次々と登場し、様々ながんや遺伝性疾患の治癒が可能になりつつある。だが問題は、これらに付けられる非常に高額な値段だ。 もっと読む 安価な医療の終焉 画期的な新薬はもはや高嶺の花か?
おすすめの記事 製薬大国スイスで薬不足が起こる理由 このコンテンツが公開されたのは、 2023/03/28 スイスは世界最大手の製薬会社や中小バイオテック企業が拠点を置く、言わずと知れた製薬大国だ。なぜ、自国では医薬品が不足しているのだろうか? もっと読む 製薬大国スイスで薬不足が起こる理由
おすすめの記事 2億円の医薬品 なぜそんなに高額なのか このコンテンツが公開されたのは、 2019/06/06 米食品医薬品局(FDA)はスイス製薬大手ノバルティスの脊髄性筋萎縮症(SMA)に対する遺伝子治療薬ゾルゲンスマを承認した。この薬が話題をさらったのは、史上最高額の210万ドル(約2億3300万円)という薬価だ。なぜそんなに高いのだろうか。 もっと読む 2億円の医薬品 なぜそんなに高額なのか
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。