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スイス連邦工科大、留学生の授業料3倍引き上げ決定 25年秋学期から

連邦工科大学の校舎
Keystone-SDA

スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)と同ローザンヌ校(EPFL)が、留学生の授業料をスイス人学生の3倍に引き上げ、2025年秋学期から1学期当たり2190フラン(約37万円)にすることを決めた。

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スイス連邦工科大学(ETH)理事会によると、すでに入学している学生は現在の授業料(1学期当たり730フラン)で学士課程または修士課程を修了できる。

ETH理事会は、連邦政府の交付金削減により、収入確保のための引き上げを迫られた。

現在、ETHZで全学生数に占める留学生の割合は約4割。EPFLでは6割に上る。

両大学の学生団体VSETHとAgepolyは、授業料の引き上げに対し断固反対の姿勢を貫く。両団体は、学生は社会的に見れば経済的に弱い立場にあり、ETH財源の大きな穴を学費で埋めることは期待できないと述べた。また、学生は経済状況ではなく、能力と可能性に基づいて選抜されるべきだとも訴えた。

連邦議会は留学生の学費引き上げを支持している。9月にはETH法が改正された。

スイスの大学の中には、スイス人学生と留学生の授業料がすでに異なっているところもある。例えばザンクト・ガレン大学では、スイス人学生は1学期当たり1229フラン、留学生は3129フランを支払う。

英語からのDeepL翻訳:大野瑠衣子

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