新型コロナで休校 遠隔授業に四苦八苦
スイス連邦政府は3月中旬、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう措置として、学校の臨時休校を発表した。突然始まった自宅学習に、教師、生徒、保護者それぞれが対応に追われた。
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国が決めた臨時休校は4月19日までだが、チューリヒ州は4月24日まで、フリブール州、ヴォー州、ヴァレー州、ヌーシャテル州は4月30日まで休校としている。この措置によって、およそ100万人の学生が自宅学習を余儀なくされた。
学校は年齢に応じたリモートコンテンツを生徒に提供する必要があるため、教師と生徒の両方が四苦八苦をしながらオンラインとオフラインによる自宅学習の環境を整えている。
ドイツ語圏のスイス公共放送SRFは今月、ザンクト・ガレン州ヴィッテンバッハで遠隔教育を受けるカロリン・ケラーさん(13歳)の自宅を訪問。カロリンさんは、「はじめは慣れなくてとても大変だったけど、だんだんできるようになってきたので、今はもっと楽しい」と話した。
(英語からの翻訳・大野瑠衣子)
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