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スイスがヨーデルに酔いしれるとき

何千人もの人が、3日から6日にかけてスイス東部の町ダボスに詰めかける。ダボスと言えば、世界の大物政治家やビジネス界の代表が集まる世界経済フォーラム(WEF)の開催地として有名だが、彼らの目的はほかにある。3年に1度の連邦ヨーデルフェストが、今年はダボスで開かれるのだ。

(SRF, swissinfo.ch)

ヨーデルは、牛を呼び集めたり、山間で少し距離の離れた相手と連絡しあったりする手段として、アルプスの牛飼いたちが発達させてきた。

スイスヨーデル協会主催の連邦ヨーデルフェスト外部リンクは、会場の町が毎回異なる。2014年の会場となったダボスには、世界中からアーティストがやって来る。ヨーデルの歌い手以外にも、旗回し(旗投げ)やアルプホルン奏者も参加する。

ダボスが位置するグラウビュンデン州でこのようなヨーデル祭りが開かれるのは今回が初。ほかの州に比べてヨーデルがあまり盛んでないことから、来場者数は過去にルツェルンやインターラーケンで開催された時よりも少ない18万人が見込まれている。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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