フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼

スイスのカリン・ケラー・ズッター連邦大統領は、21日死去したローマ教皇フランシスコに哀悼の意を表した。
ケラー・ズッター氏は、ソーシャルメディアのX(旧ツイッター)に「彼は偉大な精神的指導者であり、平和のためのたゆまぬ擁護者であり、その人間的な温かさはカトリック信者だけでなく、多くの人々の慰めとなっていた。彼の功績は語り継がれていく」とつづった。
教皇の葬儀に参列する意向も明らかにした。
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He was a great spiritual leader, a tireless advocate for peace, and his human warmth was a comfort not only to Catholics. Pope Francis @Pontifex外部リンク has left us. His legacy will remain. pic.twitter.com/zHcBjKbgYB外部リンク
— Karin Keller-Sutter (@keller_sutter) April 21, 2025外部リンク
ザンクト・ガレンのマルクス・ビュッヘル司教も声明で、偉大な人物を失ったことに悲しみを覚えると述べた。
司教は、貧しい人々への献身や2013年にランペドゥーザの難民を訪問するなど、教皇が社会の片隅に手を差し伸べ続けたと述べた。
ティチーノ州ルガーノ教区は21日の午後1時にすべての教会の鐘を鳴らして哀悼の意を捧げた。
英語からの翻訳:宇田薫

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