20世紀には、ハイジを扱った数多くの映画やテレビ番組が制作された。1937年ハリウッド制作、シャーリー・テンプル主演の「ハイディ」のほか、オリジナルともいえるスイスドイツ語版や現代版もある。
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スイス初の映画は、1952年ルイジ・コメンチーニ監督作の白黒映画「ハイジ」だ。1970年代後半から80年代にかけて、スイスの子どもたちは、スイスとドイツのテレビ局の共同制作による、ヨハンナ・シュピーリの原作にかなり忠実に作られた「ハイジ」を見て育った。最近では、さまざまな新しいタイプのハイジが出てきている。2001年マルクス・インボーデン監督作のハイジでは、ベルリンに舞台が移された。スイスフランス語圏のテレビ局による最新作では、ハイジの青春時代が描かれている(音声:英語/swissinifo.ch)
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ハイジ、みなしごから神話の人へ
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スイスの有名人物を挙げてみたら、ハイジはかなり上位に食い込むはずだ。かのウイリアム・テルでさえも追い抜くかもしれない。いずれにしても外国では、ハイジはスイスのこの国民的英雄よりも名を知られ、世界5大陸で最高のスイス親善大…
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聖域を侵したアニメ「アルプスの少女ハイジ」
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2009年は人気アニメ「アルプスの少女ハイジ」のテレビ放映35周年に当たる。スイス人作家ヨハンナ・シュピリの物語『ハイジ』をもとに日本で作られ、世界中を魅了した作品だが、実はスイス公共放送協会はこのアニメを放映したことがない。そしてまた、これからも放映予定はないという。
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スイスのハイジが「日本のハイジ」になるまで
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ハイジと聞いて世界中の多くの人が思い浮かべるのは、日本のアニメ版ハイジだろう。日本人が制作したテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」は、スイス人作家ヨハンナ・シュピリが書いた「ハイジ」のイメージに大きな影響を与えた。この夏、日本版ハイジをテーマにしたスイスで初めての展覧会がチューリヒのスイス国立博物館で開催されている。
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ハイジの舞台を再訪した小田部羊一氏、キャラクターが生まれた背景を語る
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アニメ「アルプスの少女ハイジ」の制作では、42年前、アニメで初の海外ロケが行われている。当時、高畑勲氏(演出・監督)、宮崎駿氏(場面設定・画面構成)、中島順三氏(担当プロデューサー)とともにスイスを訪れたキャラクターデザイナー・作画監督の小田部羊一氏。再びハイジのふるさとを訪れた同氏に、当時のロケの様子や制作の裏側、「ハイジ」の成功の理由などについて話を聞いた。
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ハイジの「育ての親」高畑勲監督が死去
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日本のアニメ映画監督、高畑勲氏が5日、82歳で死去した。高畑監督が1970年代に生んだテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」はスイスでもよく知られ、スイスの観光・文化に大きな影響を与えた。
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スイス人研究者の日本講演 「日本人のハイジへの愛に感動」
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雄大なアルプスを舞台に繰り広げられる一人の少女の物語「ハイジ」。このスイスの神話に初めて多角的に光を当て、学術的な本を執筆したスイス人研究者ジャン・ミシェル・ヴィスメール氏は、3月に日本へ招かれてハイジをテーマとする国際シンポジウムで講演を終えた。そして日本人のハイジへの愛や真摯な探究心に心を打たれたと語る。
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映画界を魅了し続ける物語「ハイジ」
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底抜けに元気がよくて明るい、スイスの象徴ともいうべき「ハイジ」。そのハイジが間もなくスイス・ドイツの合作映画としてスクリーンに戻ってくる。白黒の無声映画からアニメに至るまで、これまでに何度となく映画化されてきたハイジの物語。だが、今再び新しい作品が制作される理由は何だろう?
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