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ルネ・ブリ死去、チェ・ゲバラを撮影した写真家

キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラのあの有名な写真。それを撮影したスイス人写真家、ルネ・ブリがチューリヒで昨夜20日、死去した。81歳だった。

ブリは1933年、チューリヒに生まれている。その後1955年に世界的に有名な写真家の集団マグナム・フォトに属し、ライカを片手に世界中を飛び回り、20世紀の主な政治的出来事を報道した。

1946年にスイスを訪問したチャーチルを撮影したとき、ブリはわずか13歳だったという。

葉巻をくわえたチェ・ゲバラの写真は1963年、彼がキューバに旅行した際に撮影したもの。その他、20世紀の芸術家の写真も多く撮影している。アルベルト・ジャコメッティや建築家、ル・コルビュジエなどだ。

ブリはまた、数々の賞を獲得している。ラインハルト・フォン・グラフェンリート財団から2011年に、賞金2万フラン(約225万円)とともに贈られた賞は特に有名だ。

作品展も数多く開催され、中でも有名なのが2013年に故郷チューリヒの芸術学校で行われたものだ。

ブリ死去の知らせは、長年の友人で写真家のミカエル・フォン・グラフェンリートから伝えられた。(写真・ルネ・ブリ、マグナム・フォト)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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