ローザンヌ国際バレエコンクール2025で1位に輝いたパク・ヨンジェさん
Keystone-SDA
ローザンヌ国際バレエコンクールの最終選考が8日に行われ、韓国のパク・ユンジェさん(16)が優勝。群馬出身の安海真之介さん(18)が3位で入賞した。
このコンテンツが公開されたのは、
15~18歳の若いダンサーを対象にした世界最高の国際コンクールの1つ、「ローザンヌ国際バレエコンクール2025」が、2日から9日まで開催されている。同コンクールは、若手ダンサーの登竜門とされ、クラシックとコンテンポラリーの2種類のパフォーマンスが披露される。
今年は、プロを目指す85人が出場。8日に最終選考が行われ、9人が受賞した。審査は9人の委員によって行われ、フランス出身のバレエマスター、ローラン・イレール氏が審査委員長を務めた。
受賞者:
1位 YounJae Park(韓国)
2位 Eric Poor(米国)
3位 安海真之介(日本)
4位 Hanxi Wang(中国)
5位 Hector Jain(米国)
6位 Ryan Handa(米国)
7位 浜崎ほの(日本)
8位 Bogyeong Kim(韓国)
9位 Jakob Wheway Hughes (英国)
入賞者は奨学金を受け取り、希望するバレエ学校かバレエ団で1年間研修できる。
ローザンヌ国際バレエコンクール(Prix de Lausanne)は、才能豊かな若いバレエダンサーがプロの道に踏み出すことをサポートする目的で、1973年からスイス西部のヴォー州ローザンヌで開催されている。
英語からの翻訳・編集:上原亜紀子
おすすめの記事
マルティン・フィスター氏が新閣僚に当選
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦議会は12日、今月末で辞任するヴィオラ・アムヘルト国防相の後任として、ドイツ語圏ツーク州出身のマルティン・フィスター氏(中央党、61歳)を選出した。
もっと読む マルティン・フィスター氏が新閣僚に当選
おすすめの記事
内陸国スイス、海運世界一に
このコンテンツが公開されたのは、
内陸国スイスが世界海運王者の座をドイツから奪った。コンテナ大手MSCが存在感を高めている。
もっと読む 内陸国スイス、海運世界一に
おすすめの記事
スイスの世界遺産エッシネン湖、予約制を導入
このコンテンツが公開されたのは、
スイス・ベルナーオーバーラント地方の世界遺産エッシネン湖は5月から、麓駅から湖に登るゴンドラに予約制を導入する。観光客を分散させ、待ち時間や混雑の解消を狙う。
もっと読む スイスの世界遺産エッシネン湖、予約制を導入
おすすめの記事
スイス武器輸出、2024年は5%減
このコンテンツが公開されたのは、
スイスは昨年、政府が承認した6億6470万フラン相当の軍需品を計60カ国に輸出した。前年比で5%減少した。
もっと読む スイス武器輸出、2024年は5%減
おすすめの記事
スイス、シェンゲン域外の訪問者のデータを収集へ
このコンテンツが公開されたのは、
シェンゲン協定域外の旅行者のデータは、スイスを含む加盟国の国境で今後、自動的に記録される。
もっと読む スイス、シェンゲン域外の訪問者のデータを収集へ
おすすめの記事
スイス議会、新聞配達費用の補助金を引き上げ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国民議会(下院)の委員会は4日、新聞の配達費用の補助金を引き上げる内容の郵便法改正案を提出した。
もっと読む スイス議会、新聞配達費用の補助金を引き上げ
おすすめの記事
賃金分析「罰則・対象拡大が必要」 スイス労働団体
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの労働組合など52団体が3日、政府に男女賃金差別を撤廃するための法制強化を求める公開書簡を発表した。
もっと読む 賃金分析「罰則・対象拡大が必要」 スイス労働団体
おすすめの記事
スイス中銀、807億フランの黒字 2024年決算
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が3日発表した2024年度決算確報は、807億フラン(約13.5兆円)の黒字だった。速報時点の見込み通り、連邦政府・州に30億フランを配当する。
もっと読む スイス中銀、807億フランの黒字 2024年決算
おすすめの記事
スイス中銀総裁、ビットコインの準備金化に反対
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のマルティン・シュレーゲル総裁はスイス紙のインタビューで、中銀の準備金にビットコインを追加する国民投票案に反対する考えを示した。暗号資産(仮想通貨)は資産として多くの問題を抱えていると指摘した。
もっと読む スイス中銀総裁、ビットコインの準備金化に反対
おすすめの記事
スイス、米国の死刑推進に「深い懸念」表明 人権理事会で
このコンテンツが公開されたのは、
スイス政府は3日の国連人権理事会(HRC、本部・ジュネーブ)で、ドナルド・トランプ米大統領が連邦・州レベルの死刑制度を強化する大統領令に署名したことを「深く懸念している」と表明した。
もっと読む スイス、米国の死刑推進に「深い懸念」表明 人権理事会で
続きを読む
おすすめの記事
ローザンヌ国際バレエコンクール2025始まる 日本から13人出場
このコンテンツが公開されたのは、
スイス西部ローザンヌで2日、第53回ローザンヌ国際バレエコンクールが始まった。23カ国から集まった85人の若手ダンサーが8日の最終選考進出を目指し、さまざまな課題曲に挑戦する。
もっと読む ローザンヌ国際バレエコンクール2025始まる 日本から13人出場
おすすめの記事
大きく様変わりしたローザンヌ国際バレエコンクール
このコンテンツが公開されたのは、
ローザンヌ国際バレエコンクールは今年で50回目を迎える。現在では世界に名をはせる国際色豊かな若手ダンサーのコンクールの実態は、創設時当初とはかなり異なり、めまぐるしい変化があった。第1回目のコンクールから取材をしている地元ジャーナリストに、今昔の違いやその背景を聞いた。
もっと読む 大きく様変わりしたローザンヌ国際バレエコンクール
おすすめの記事
ローザンヌで羽を広げるバレエダンサー
10 代のバレエダンサーを取り巻く環境は、どのように変貌を遂げつつあるのだろうか?ローザンヌ国際バレエコンクールの最新情報をお届けする。
もっと読む ローザンヌで羽を広げるバレエダンサー
おすすめの記事
熊川哲也さん 「バレエは普遍的な形式美」
このコンテンツが公開されたのは、
ローザンヌ国際バレエコンクールで審査員を務めた熊川哲也さんが、swissinfo.chのインタビューに応じた。バレエ界の変化、ハラスメント問題、若手ダンサーへのアドバイスに関して、意見を聞いた。
もっと読む 熊川哲也さん 「バレエは普遍的な形式美」
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。