スイス西部ヴォー州のヴヴェイ市を見下ろす丘陵にある、チャップリン記念館「チャップリンズ・ワールド」の特別展で、チャップリンと家族の未公開写真が展示されている。
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Yves Debraine / Chaplin's World(写真)& Daniel Rihs (写真編集 / 文)
コメディアン、役者、監督として世界的に知られるチャーリー・チャップリンは1952年、レマン湖沿いに建つホテルの階段で、当時はまだ無名だった若手写真家イヴ・デブレインと出会う。タイプが全く異なる2人は意気投合し、チャップリンはデブレインを彼のオフィシャルカメラマンに指名。それから20年間、デブレインはチャップリンの家族生活をユニークな視点からとらえ続けた。その写真はこれまで未公開だったが、チャップリン記念館「チャップリンズ・ワールド」で現在開催中の特別展で初めて公開された。
チャップリンズ・ワールドは、チャップリンが晩年の25年間を家族と過ごした邸宅「マノワール・ド・バン」の敷地内に作られた。チャップリンは4度の結婚で11人の子供に恵まれている。
(英語からの翻訳・大野瑠衣子)
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アスワニさんは1966年、通勤途中にチャップリンの映画「黄金狂時代」のポスターを目にした。すぐさまチケットを購入し、映画を鑑賞。この映画をいたく気に入り、仕事を忘れてもう一度この映画を見た。その結果、仕事を失った。
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大野瑠衣子
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