最後の狩り
2006年、写真家シュテファン・ワルターさんは95歳のイグナツ・ヒューリマンさんがウーリ州マイエンタール(Meiental)で行った最後のマーモット狩りに同行した。
33年の間ヒューリマンさんは駅長としてスイス連邦鉄道(SBB/CFF)に勤務した。毎年秋になると、数週間にわたり、妻と二人の息子を残して山へ入った。初めてシャモアを仕留めたのが1943年9月。その63年後、猟銃を置くことを決めた。「この年齢になってもこんなに元気でいられるのは神の恩恵としか言いようがない。これ以上何を望もうか」(写真:シュテファン・ワルター)
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