私たちは看板に囲まれて生きている。標識や看板は人々に居場所を示し、建物にアイデンティティを与える。チューリヒ・デザイン美術館で開催中の「3D-Schrift am Bau(建物の3D文字)」は、スイスの看板デザインの今を映し出す。
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今の時代、「3D」という言葉から連想するのは映画や仮想現実(VR)、プリンターだろう。チューリヒにあるデザイン美術館外部リンクでは、看板・標識づくりにおいて3Dが視覚や次元にどんな効果をもたらすかに焦点を当てた。訪れた人は、この技術を使ったデザイナーたちの「実験」を垣間見ることができる。
展覧会の中心はスイスの看板だが、世界各国の建物やその看板も含め、建物の内外でみられる24点の3D看板を展示している。
展覧会「3D-Schrift am Bau」は2019年4月14日まで開催中。
(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)
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