環境 女王バチが誕生するまで 前 次 リンダーさんはまず始めに、ふ化後1日~1日半の小さい幼虫をハチの巣から取り出す。栄養分であるローヤルゼリーはたっぷりと。若く十分な栄養を与えられた幼虫でなければ立派な女王バチは育たない Marc Latzel / 13 Photo 幼虫は王台と呼ばれる特別な部屋に収められる Marc Latzel / 13 Photo ふ化から5日後の幼虫。女王バチの作るローヤルゼリーを養分にして育つ1匹の幼虫だけが女王バチになる Marc Latzel / 13 Photo 養蜂箱には女王バチ候補がさなぎになるための育房がある。幼虫が互いに刺し殺し合わないよう、さなぎからかえる前に育房を格子網でふさぐ Marc Latzel / 13 Photo 16日後、さなぎがかえり女王バチが誕生した。養蜂家が番号を振り分け、着色料でしるしをつける。色で成虫になった年が分かる Marc Latzel / 13 Photo 働きバチを養蜂箱にうつすリンダーさん。1箱につき約100グラムの働きバチと1匹の女王バチ。雄バチは決して混ぜてはならない Marc Latzel / 13 Photo 女王バチをキエンタールに放つ前に、リンダーさんはカーニオラン種の雄バチの健康状態をチェックする。異種交配を防ぐため、人里離れた場所に巣箱を置いている Marc Latzel 女王バチは成虫になってからなるべく早く、遅くとも2日以内に養蜂箱に移る。女王バチが要領を得るまでには数日かかる Marc Latzel / 13 Photo そして気温が12度を越えると女王バチは交配を始める。精嚢がいっぱいになるまで、複数の雄バチと空中で交尾する。交尾が終わると雄ハチは命を終える。雄バチは春に次なる女王バチ誕生のために交尾することだけを目的に生きているのだ Marc Latzel / 13 Photo 交尾から数日、女王バチの体は明らかに一回り大きくなり、産卵が始まる。その間、女王バチには巣箱から10匹前後の働きバチが付き添い、かいがいしく餌を運ぶ Marc Latzel / 13 Photo 立派な働きバチに囲まれた女王バチ。卵が産みつけられた育房の形も立派なものだ Marc Latzel / 13 Photo 画像 1 画像 2 画像 3 画像 4 画像 5 画像 6 画像 7 画像 8 画像 9 画像 10 画像 11 このコンテンツが公開されたのは、 2019/05/18 09:00 Marc Latzel 他の言語(9言語) English en Breeding bees in Swiss valleys もっと読む Breeding bees in Swiss valleys Deutsch de Die Dame des Hofes entsteht 原文 もっと読む Die Dame des Hofes entsteht Français fr La naissance d’une reine もっと読む La naissance d’une reine Italiano it La nascita di una regina もっと読む La nascita di una regina Español es La dama de la corte もっと読む La dama de la corte Português pt Criação de abelhas もっと読む Criação de abelhas العربية ar هكذا تنشأ ملكة النحل もっと読む هكذا تنشأ ملكة النحل 中文 zh “女王”的诞生 もっと読む “女王”的诞生 Русский ru Царица улья もっと読む Царица улья (独語からの翻訳・ムートゥ朋子) swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。 他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。
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