スイスの電波塔をダイナマイトで爆破!の瞬間
スイス西部・ヴォー州ジャンジャンにある高さ122メートルの電波塔が24日、ダイナマイトで爆破された。
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SDA-ATS
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電波塔は通信放送大手スイスコム・ブロードキャストの所有で、位置する山(標高1500メートル)にちなんで「ラ・バリエット」と呼ばれていた。建設から60年が経過し老朽化。爆破には火薬8キロを要した。
爆破を委託されたサグラマ社の最高経営責任者(CEO)パトリック・ベルナーさんは「ああいった建造物を壊すのにダイナマイトを使えるのは珍しい。大きな挑戦だ」と語った。
97トンの鉄塔は24日夕、狙ったとおりの方向に倒れた。破片は細分化しリサイクルする。ラ・バリエットはアナログ、デジタルラジオ放送用の電波塔として使われていた。昨年8月、数メートル離れた場所に新しい電波塔が完成し、旧塔は役目を終えた。
(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)
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