アフリカの聖人を想い、スイスで巡礼
キリスト教徒の殺害を拒んだ聖モーリスは、今でも多くの人々から愛されている。スイスのサン・モーリス(Saint-Maurice)では2日、スイス在住のアフリカ人約1500人が巡礼行事と聖モーリス教会のミサに参加し、偉大な聖人に祈りをささげた。
毎年行われる巡礼行事に音楽のリズムは欠かせない。今年は12組のコーラス隊が朗らかに歌い、ブブなどの伝統衣装に身を包んだ女性たちが太鼓や木琴に合わせて踊った。
アフリカは、自分たちの聖人をいつまでも忘れないために声を上げる。2001年から続いているこの催しの目的は、アフリカ大陸に良いイメージを与えることだ。(写真:ディディエ・ルエフ)
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