カタマラン（双胴船）、スキーリフト、飛行機

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ヴァレー/ヴァリス州サクソン（Saxon）にある、同州最大の太陽光発電施設は面積７５００平方メートル。発電量は１メガワットで、３００世帯に電気を供給する　(Keystone/Jean-Christophe Bott) Keystone

モナコに停泊するスイス製カタマラン（双胴船）「トゥラノー・プラネットソーラー号（Turanor Planetsolar）」。太陽光電池だけで航海する船としては世界最大　(Keystone/Dominic Favre) Keystone

ザンクト・ガレンにあるハルデン教会（Halden）は、スイスで初めて太陽光発電設備を導入した教会だ。南側の屋根に取り付けたパネルで、年間４万４２００キロワット時の電気を作る　(Keystone/Gaetan Bally) Keystone

グラウビュンデン州の小さな村、テンナ（Tenna）。この村のスキー場は昨年、世界初となる太陽光発電で稼働するスキーリフトを設置したことで世間の注目を浴びた　(Keystone/Arno Balzarini) Keystone

ザンクト・ガレン州ガムス（Gams）にあるこの建物は、立派な太陽光発電所。建物で使われる電力の３００％を生産することができる (Keystone/Regina Kühne) Keystone

太陽光と風力のみを動力源とする乗り物で世界を旅する「イカレ・プロジェクト（ICARE Project）」のマーク・ミュラー氏 (Keystone/Laurent Gilliéron) Keystone

ベルン州ミュンジンゲン（Münsingen）の駅に設置された防音壁には、太陽光パネルが組み込まれている (Keystone/Branko de Lang) Keystone

太陽光パネルつきのボート「アクアレル（Aquarell）」でレマン湖を遊覧。最高時速１２キロメートルになる (Keystone) Keystone

屋根に太陽光パネルを設置した、チューリヒのとある集合住宅 (Ex-press/Urs Keller) Keystone

ベルギーのブリュッセル空港を飛ぶソーラー・インパルス (Keystone/Soalr Impulse/Jean Revillard) Keystone

ヴァレー/ヴァリス州サクソン（Saxon）の太陽光発電施設 (Keystone/Jean-Christophe Bott) Keystone

３０００メートルを超える山ユングフラウヨッホ（Jungfraujoch）に電力会社BKWの太陽光発電設備を取り付ける作業員 (Keystone/BKW FMB Energie) Keystone

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度胸、探求心そして開拓者精神をなくしては技術の進歩はありえない。スイスでは、太陽エネルギーはさまざまな場面で活用されているが、国の電力源としてはあまり重要視されていない。しかし脱原発を機にこうした状況は大きく変わる見込みだ。

太陽光発電システムは、屋根はもちろん、ボートやスキーリフトなどにも利用されている。また、西スイス出身の世界的冒険家ベルトラン・ピカール氏が２０１４年に、世界一周飛行を計画しているソーラー・インパルスは太陽光のみを発電源としている。こうした太陽エネルギーのさまざまな可能性を写真で見る。