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スイスで消毒ロボット実験

スイスの病院で紫外線ランプを搭載した消毒ロボットの試験運用が進んでいる。実用化すれば、他の屋内施設でも活躍しそうだ。

紫外線殺菌照射(UVGI)は短波長の紫外線(UV-C)を使い、微生物のDNAを破壊・死滅または不活化させる殺菌方法だ。この光は人間にとっても危険なため、ロボットが作動するのはヒトがいない場所だけだ。

スイスのスタートアップ企業Rovenso外部リンクは、多くの人が触れる場所を探し出し、集中的にUV-Cライトを照射するロボットを開発している。この方法は、オフィスや作業場など、隅から隅まで消毒する必要のない屋内施設で役に立つ可能性がある。

現在は試作品で試験中。病院も企業も新型コロナウイルスとの戦いに追われているためか、受注は今のところそう多くはない。

(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)

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