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スイスの人工知能ロボット、災害救助活動に向け進化

人工知能(AI)は、人間や動物の手の届かない危険な場所を探索できるように、自律的に動くロボットや無人機の開発に応用されている。(SRF/swissinfo.ch)

スイス政府は現在、AIを災害時にどのように使用できるかを検証中だ。

チューリヒ大学のロボティクス・知覚グループは、倒壊した建物内を飛行し行方不明者を探す小型の無人機を開発した。現在、ベルン近くのヴァンゲンにある軍の施設で実用試験中だ。

スイス連邦工科大学チューリヒ校のロボティクス・インテリジェントシステム研究所は、「アニマル(ANYmal)」という名の4足歩行ロボットを開発中だ。レーザーセンサーとカメラを装備し、人間や動物には危険な作業をこなすように設計している。 

こうしたロボット技術は人間の手助けとなる可能性を持つ。ただ実用化には何年も研究が必要だ。

(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)

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