スイス館のギフトショップ その1 —菓子 ファッショントレンド 化粧品編
スイス館のギフトショップには、スイスの名産品が目白押し。美味しいチョコレートやハーブキャンディーといった菓子類、時計や気軽に着られるTシャツやスカーフといったもののほか、高級筆記用具や楽しい玩具も置いてある。
ギフトショップにある商品とその企業を簡単に紹介する。万博会場を離れても、購入できるように、各企業の連絡先などもどうぞご参考に。
1) Sweet Delight 菓子類
1. Aechbach Chocolatier アシュバッハ・ショコラティエ(チョコレート
アシュバッハのチョコレートは美味しいスイスのミルクやバターを使用した現地直輸入のチョコ。トリュフや生チョコが美味しいので有名。東京の白金台に支店があるので日本の人にもお馴染みだ。
http://www.aeschbach-chocolatier.ch/ http://www.msjapon.com/03aesh.html
2. Gysi ギシ チョコレート (チョコレート)
スイスの首都ベルンの老舗。1931年からあるチョコレート会社。スペシャリティーのトリュフやプラリネチョコは40種もある!フルーツトリュフ、コクテールトリュフ、ジャイアントトリュフなど聞いているだけで夢が広がる種類の豊富さ。形も楽しいチョコレートが多い。
http://www.gysi.com/welcome/welcome.asphttp://www.nippon-chocolate.co.jp/index.html
3. Hero ヒーロージャム (綜合食品)
もともとは100年の歴史のあるジャムの老舗。総合食品会社でベビーフードやシリアルバーなども手掛けるが、万博では有名なジャムを紹介。保存料、香料、着色料を一切使用していない。果肉たっぷりのいちご、ビターオレンジ、ブルーベリーの3種の試食ジャムが配られる。欧州のホテルで食べたことがある人も多いのでは?
http://www.hero.ch
4. Kambly カンブリ (食品)
スイス最大のビスケット製造会社。1906年の創業から代々、家族経営で美味しいレシピーが受け継がれている。スイス人なら誰でも知っている、スーパーでも買えて、種類も豊富。スイスチョコのコーティングビスケットが美味しい。
http://www.kambly.ch/en/ http://www.nisshoku-foods.co.jp
5. Ricola リコラ (ハーブキャンディー)
アルプスハーブキャンディーの大御所。1930年の創業当時は家族経営だったが今や、米国やアジアに子会社を持つ大企業。スイスに5箇所の有機栽培のハーブ園を持ち、薬用ハーブの効用を最大に利用し、ナチュラルな香りを大切にする。ノンシュガー・キャンディーの先駆け。
http://www.ricola.com/http://www.nisshoku
foods.co.jp/brand/sweets/index.html
6. Bio Familia AG ビオ・ファミリア(食品)
スイスの軽食ミュズリは各家庭独特の作り方があるが、ミルクを入れるだけで食べられるように製品化したミュズリのパイオニア。もともとドクターのビルヒャーが考案したミュズリは健康食品としてスイス人の食卓によくのぼる。健康志向の今、スイスや日本でも、再び注目されるヘルシーフードだ。
http://www.bio-familia.com/index_frame_f.html
7. Hiestand ヒーシュタント (ベーカリー)
自然の素材を活かして焼き上げたベーカリー製品が売り物。特にクロワッサンは人気。地元スイスではピザやキッシュなど暖かいベーカリー製品もある。東京の神宮前にも支店がある。
http://www.hiestand.ch/
2) Fashion and Trends ファッションとトレンド
1. Appenzell Leather Goods アッペンツェル・レザーグッズ(革製品)
ヨーデルや羊飼いのイメージに直結するメルヘンチックなスイスアルプスの小村、アッペンツェルで作り上げた手作りの革製品。ベルトにはメタル製の牛や牛追いが付いてる、かわいいデザインが特徴。
2. Fabric Frontline ファブリック・フロントライン (シルク製品)
シルクの布に鮮やかな色で、斬新なデザインをほどこすことで人気。ネクタイやスカーフがギフトショップでも購入できる。オートクチュール用にデザインしたシルク地をプリントすることで名高い。チューリヒにある店舗に一度訪れてみるのも良い。
http://www.fabricfrontline.ch/default.html
3. Fogal フォーガル (パンスト)
ファッショナブルで色彩豊かなパンティーストッキングやタイツで世界にのし上がり、世界各国に24もの支店を持つスイスのパンストメーカー。透明感のあるものからナイロンやカシミアまで様々な素材を使用し、色も80種にサイズも豊富なのが嬉しい。肌にやさしい製品との売り。
http://www.fogal.com/english/
4. Navyboot ネイビーブーツ (革製品、日用品等)
シンプルなデザインが売り物の高級バックや靴が代表商品。スイス館では愛知万博を記念してオリジナルデザインの傘を本数限定で売っている。
http://www.brm-partners.com
5. Rossi ロッシ (鞄会社)
デザインが勝負のロッシの鞄。フランチェスコ・ロッシがデザイナー。ロッシの鞄は美しいだけでなく、機能的で合言葉はバックの中味を「探さずに見つける」。皮製のバックは使いやすそうで、ナイロン製のはスポーティーなものが多い。
http://www.rossis.com/sites/english/news/news_071004.htm
6. Trendnews トレンドニュース (サングラス)
スイスのデザインとハイテクノロジーを駆使したスポーツ用めがねのメーカー。斬新なアイデアが若者に人気。特殊に開発された素材で眼鏡のフレームが壊れないのが特徴という。スキーなど激しいスポーツをする人にはぴったりかもしれない。
http://www.trendnews.ch/crab/index.php
7. Verlagsgemeinschaft VGS VGS印刷 (印刷)
ギフトショップでは、スイスの繊維産業を紹介する本、『ブレンドウェルク/Blendwerk』を販売する。スイス刺繍の説明と写真が素晴らしい。
8. Zimmerli ヅィメリー (ランジェリー)
男性下着の最高峰といわれる高級下着会社。チャールズ皇太子やJ.F.ケネディ元大統領などが愛用していた?と言われる。肌触りの良さと薄くて軽い生地が勝負。スイスの優れた紡績技術で丁重に織られた繊維は最高の贅沢。
http://zimmerlitextil.ch/index.html
9. Shirthouse シルトハウス (布プリント技術)
愛知万博用に特製Tシャツをプリント。いずれも地は赤で、デザインは日本語で「スイス」と「山」のロゴの入ったもの。相対性理論のアルベルト・アインシュタイン没後50年を記念して、彼ににちなんだデザインのものもある。その他ライトブルーのポロシャツも用意している。
http://www.shirthouse.com
スイス館
スイス館のオリジナルブランド。コンパニオンが着るユニフォームと同じデザインのスカーフやウエストバッグがある。一つ一つの商品のプリントが異なるように工夫されたオリジナリティー溢れるグッズだ。
http://www.dynamicswizerland.jp
3) Cosmetics 化粧品
1. La Prairie ラ・プレリー (化粧品)
スイスのバイオ研究所で開発した高級化粧品会社。同社のラ・プレリー研究所は肌の活性成分で「セルラーコンプレックス」に基づく独自の細胞トリートメントを世に送り出した。老化や環境、ストレスによる肌へのダメージに科学的に取り組んできた。「スキン・キャビア」と名付けられたキャビア状の美容液が有名。
http://www.laprairie.com/jp/about.html http://laprairie.com/jp/index.html
2. Milleidées ミレイデー(化粧品)
ヴァレー州のアルプスの有機栽培のハーブなどの香りを石鹸に包み込んだ。エーデルワイス、ローズ、タイムやセージなどアルプスの香りが漂ってくる。魚やニンニクの匂いが消える台所用石鹸などのアイデア商品もあるが、何と言っても布のパッケージが可愛い。山のミルク石鹸と蜂蜜石鹸を箪笥に閉まってポプリがわりにするのもいいかも。
http://www.milleidees.ch
3. Weleda ヴェレダ (化粧品)
1922年に自然療法に基づく医薬品から始まり、自然化粧品ブランドへ。「大地の食物と宇宙のエネルギーを人間の体に取り入れることで、本来もっている自己治療能力を取り戻す」という発想が基盤でホリスチィックな製品を作り続けている。
http://www.weleda.chhttp://www.weleda.jp
以上のスイス館のギフトショップに出品されている商品とそのメーカーの紹介は、ダイナミックス・スイス出版の「ベスト・オブ・スイス」と各社のサイトを参考にしました。
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