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国営企業代表の年収

スイスポストのギギ総裁 Keystone

国営企業は2004年以来、代表と評議会会長の年収を公表することになっている。10月24日に2006年の年収が発表された。

もっとも年収が多かったのは「スイスポスト」 ( 郵便局 ) 総裁のウルリヒ・ギギ氏。2006年の年収は、前年比7万フラン ( 約680万円 ) 増の約78万8000フラン ( 約7668万円 ) となった。

適した年収

  73万フラン ( 約7104万円 ) でその後を追うのは、昨年末に退職した連邦鉄道 ( SBB/CFF ) の元総裁ベネディクト・ヴァイベル氏だ。そして、軍需会社「ルアグ ( RUAG ) 」のCEO、トーニ・ヴィッキ氏が68万3000フラン ( 約6653万円 ) とそれに続く。これらの企業は経営状態が良く、固定給やボーナスの上昇が年収増加の理由だ。

 一部では固定給の減額もみられるが、スイスのトップ公務員の年収は全体的に上昇している。このような年収額に対し、連邦政府に異存はないようだ。

 連邦環境・運輸・エネルギー・通信省 ( UVEK ) のモリッツ・ロイエンベルガー大臣は、いくつかの国営企業の評議会報酬額を下げる意向をすでに発表済み。サムエル・シュミット国防大臣とともに、スイスポスト、連邦鉄道、スカイガイド、スイス放送協会 ( SRG SSR idée suisse ) 、ルアクの報酬を連邦政府で定めたいと考えている。

swissinfo、外電

スイスポスト ( Die Post/La Poste ) ウルリヒ・ギギ総裁 78万8000フラン ( 約7668万円 )

連邦鉄道 ( SBB/CFF ) ベネディクト・ヴァイベル総裁 73万フラン ( 約7104万円 )

ルアグ ( RUAG ) トーニ・ヴィッキCEO 68万3000フラン ( 約6653万円 )

スイス放送協会 ( SRG SSR idée suisse ) アルミン・ヴァルペン総裁 53万4000フラン ( 約5206万円 )

国民傷害保険 ( SUVA ) ウルリヒ・フリッカーCEO 50万フラン ( 約4874万円 )

スカイガイド ( Skyguide ) フィリッペ・ロシエCEO 45万フラン ( 約4387万円 )

ドイツ語圏国営放送ジャン・ベルナール・ミュンヒ評議会会長 13万3000フラン ( 約1297万円 )

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