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情熱がはじけるローザンヌバレエ、30日からスタート 日本から13人参加
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若手ダンサーの登竜門「第45回ローザンヌ国際バレエコンクール」が1月30日からスタートする。今年も最多の13人を送り込んだ日本。また過去11年間連続で入賞者を出しており、今年も入賞が大いに期待される。だが、ローザンヌの魅力は、賞の獲得に関係なく5日間のコーチでぐんぐん伸びていく若いダンサーの輝くような姿が見られることでもあろう。
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沖縄を見つめたスイス人監督の作品、「カタブイ KATABUI ~沖縄に生きる〜」
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沖縄で2月4日に初公開される映画「カタブイ〜沖縄に生きる〜」が昨年の秋、スイスのジュネーブで上映され大きな反響を呼んだ。旧盆や祖父の100歳の誕生日を祝う家族、空手や琉球舞踊を継承する人々、ラップをにぎやかな市場で歌う中年の女性。こうした祖先や共同体を大切にしながら伝統の中に淡々と生きる人々を描いていくスイスのダニエル・ロペス監督の映画は、スイス人にもスイスに住む日本人にも、驚きと発見の連続だった。「外国人に、沖縄の人の自然な生き方、無意識の抵抗の仕方を伝えたかった」と語る監督にスイスでインタビューした。
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スイスの脱原発イニシアチブ、否決
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スイスで27日に行われた国民投票で、2029年に脱原発するよう求めるイニシアチブが投票者の54.2%の反対と州の過半数の反対で否決された。これでスイスは、政府が9月に決定した「エネルギー戦略2050」に従い、新規原発建設は凍結するものの、原発の運転期間に制限を設けずにいずれは脱原発するという「段階的脱原発」の道を選んだ。しかし一方で、賛成も45.8%と高い数字を記録。緑の党は、「原発が引き起こす過酷事故に対する懸念が広がった証拠」と見ている。
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緑の党、脱原発しても「十分な再エネがスイスにはある」と主張
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いよいよ27日の国民投票でスイス国民は、緑の党提案の「脱原発」を求めるイニシアチブに対し意見を表明する。もし可決されれば、17年末には5基の原発のうち3基が稼動を停止。最終的には最後の原発が稼動停止する2029年にスイスは脱原発を達成する。だが、イニシアチブに反対する政府は「原発に取って代わる再エネの生産が追いつかない。外国から大量の電力を輸入しなくてはならない」と言う。それに対し緑の党は「十分な再エネがスイスにはある」と主張する。イニシアチブを立ち上げた中心人物、ロベール・クラメール下院議員に聞いた。
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原発事故後、日本のエネルギーシフトはどう進んでいるのか?
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「脱原発」が、今月27日の国民投票でスイス国民に問われる。だが、もともとこのイニチアチブが提案された直接の原因は、福島第一原発の事故だった。では、この事故の当事国であり、原発ゼロが1年半も続いた日本で今、エネルギーシフトはどう進んでいるのだろうか?また、節電はどこまで行われ、人々のエネルギーに対する考えはどう変わったのだろうか?「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也所長に電話インタビューした。
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隈研吾のスイス初の建築、オープン 木と石の屋根でヒューマンなものを創出
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世界のスター建築家、隈研吾のスイス初の建築「ArtLab」が11月4日、連邦工科大学ローザンヌ校のキャンパスにオープンした。250メートルの長い屋根の下に三つの異なる機能の「箱」が配置されたこの建物は、日本の木造平屋のような控えめなやわらかさと同時にシャープなデザイン性を持ち、どっしりとした屋根と長いひさしで人を温かく迎え入れてくれる。世界一流の建築家の作品が立ち並ぶスイスで「ここ20年の一つの最高作」と建築ジャーナリストたちが高く評価した。
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第1回世論調査 57%が脱原発に賛成
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スイスの脱原発を問う11月27日の国民投票についての第1回世論調査が、先月末に発表された。それによると、57%の人が緑の党が提案するイニチアチブ「脱原発」に賛成している。
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ソーラー・インパルス 今後クリーンテクノロジーを世界で推進、ドローン製作も視野に
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今年7月、太陽電池飛行機「ソーラー・インパルス2」が世界一周飛行を完了し、120時間ノンストップ飛行が太陽光エネルギーだけで可能だと証明した。独占インタビュー第2弾では、ベルトラン・ピカールさんとアンドレ・ボルシュベルクさんという2人の企画者・操縦士に、クリーンテクノロジーが世界にどう伝わったのか?今後のクリーンテクノロジー推進プロジェクトとは何か?などを聞いた。
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ソーラー・インパルス2の世界一周飛行完了 今だから聞ける感動や危機のとき、そして挑戦の哲学
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白色の光の直線が夜の闇をゆらりゆらりと揺れながら2016年7月26日、アブダビ空港に近づき、止まった。それは、太陽電池飛行機「ソーラー・インパルス2」が危機を何度も乗り越え、世界一周飛行を終えた瞬間だった。それはまた、企画者であり操縦士でもあるベルトラン・ピカールさんとアンドレ・ボルシュベルクさんという2人の、壮大な挑戦が幕を閉じた瞬間でもあった。飛行完了から3カ月たった今だから聞ける冒険の感動や危機、挑戦の哲学を2人に聞いた。
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スイスの「伊東深水-近代とノスタルジー」展 浮世絵が蘇ったような色の鮮やかさと近代への郷愁
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チューリヒのリートベルク美術館で伊東深水の木版画展「伊東深水―近代とノスタルジー」が開催されている。展示されている美人画は、浮世絵の制作技法を継承しながら、色の鮮やかさと女性の内面をも描き出すような線の表現で、見る人を絵の中に引き込む。また同展は、20世紀前半の日本社会における女性のあり方などについても考えさせる魅力溢れる展覧会だ。
深水わずか18歳の作品「対鏡」(図1)が、会場の入り口で観客を迎えてくれる。これは、鏡は描写されていないのだが、それを見つめる女性の髪の黒色と着物の赤が鮮やかなコントラストをなす1916年(大正5年)の作品だ。「深水は色にこだわった。自分が求める色が生まれるまで摺師(すりし)に何度も注文をつけた。ここではこの赤にこだわり、この赤の色が出るまで6回も摺られた」と同展覧会を企画したキュレーターのトゥリン・カーンさんは説明する。
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被爆樹木、ジュネーブの国連に潘基文氏の手で植樹 スイスで3本目
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今年末の任期終了を前にスイスを訪問中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は3日朝、ジュネーブの国連欧州本部内の公園に被爆樹木2世のイチョウの苗木を植樹し、核兵器のない世界平和への思いを新たにした。被爆樹木がスイスに植樹されるのはこれで3本目。そのうちの1本は広島と深いつながりのある、国連前の赤十字国際委員会(ICRC)の庭にある。
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村の人の姿が草原に並ぶ「人看板」、沖縄のアートがスイス・ジュラで蘇る
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家族や村長など、村の人々の姿が白い等身大パネル「人看板」になって草原に立ち並ぶ。そんな壮観なランド・アートがジュラ州の小さな自治体ボンフォルで来年夏、開催される。制作者は沖縄県立芸術大学教授で写真家の仲本賢(まさる)さんだ。ボンフォルは、旧バーゼル化学工業が1961年から15年間にわたり、化学系廃棄物を埋めた所だ。ところが後にこの廃棄物の人体や環境に及ぼす影響が問題となり、同社による除去作業が今年末に完了。同社はお詫びとして文化イベント「エスカル・ボンフォル」を企画した。
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ロカルノ国際映画祭、富田監督の「バンコクナイツ」、タイやラオスの社会を描きながら経済最優先の論理をあぶり出す
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ロカルノ国際映画祭2016の国際コンペティション部門に招待された富田克也監督の「バンコクナイツ」は、主人公の目を通してタイやラオスの「今」を見せる作品だ。しかしそれは単なる旅の記録ではない。バンコクの歓楽街の日本人やタイ北部の村の人々、ラオスの米軍による空爆の跡などの「風景」を絵巻物のように次々に展開しながら、実は経済最優先の論理で動くアジア、そして世界をあぶり出すといった野心作だ。映画祭最終日の審査で賞は逃したが、同映画祭の芸術監督から高い評価を得た。
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ロカルノ国際映画祭、「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子監督に最優秀新人監督賞!
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ロカルノ国際映画祭2016の新鋭監督コンペティション部門に「ディストラクション・ベイビーズ」を出品していた真利子哲也監督に13日、最優秀新人監督賞が授与された。
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ロカルノ映画祭、真利子監督の「ディストラクション・ベイビーズ」、暴力の存在とその多様性を伝える
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ロカルノ国際映画祭2016の新鋭監督コンペティション部門に招待された真利子哲也監督の「ディストラクション・ベイビーズ」は、暴力の多側面に光を当てた作品だ。しかも臨場感溢れる映像の連続で、見る人の心にずしんと入り込む。
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ロカルノ映画祭、コンペティション部門に日本映画3本招待の快挙 芸術監督に選考理由を聞く
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第69回ロカルノ国際映画祭で日本映画は今年、国際コンペティション部門に塩田明彦監督の「風に濡れた女」と富田克也監督の「バンコクナイツ」の2作が、新鋭監督コンペティション部門に真利子哲也監督の「ディストラクション・ベイビーズ」が招待されるという快挙を果たした。同映画祭の芸術監督を務めるカルロ・シャトリアンさんに、これら三つの日本映画に対する評価と選考理由を聞いた。
「選考理由を端的に言えば、この三つの作品がとても気に入ったからだ」とシャトリアンさんは開口一番こう話した。さらに、「ロカルノのコンペティションの選考基準で一番重要なのは、映画そのものの芸術性だ」と言い切る。国や主題、ジャンルなどとはまったく関係のない、純粋にその映画が持つ芸術性の高さが問題にされると続ける。
その次に重要なのは、「それぞれの映画がまったく異なり、選考された映画が最終的に多様性に富んでいることだ」。言い換えれば、たとえ主題において似ることがあるとしてもスタイルや表現・主張に類似性があってはいけないという。「そういう意味で、今回選ばれた日本映画の3本は、『映画言語』がまったく違っていて、我々の選考基準に合っていた」
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ロカルノ映画祭で、塩田監督のロマンポルノ「風に濡れた女」に熱い拍手
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塩田明彦監督の「風に濡れた女」が、第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、観客から熱い拍手で迎えられた。同作品は、1971~88年に公開された日活ロマンポルノを蘇らせるリブートプロジェクトの一環で制作されたもの。映画祭の芸術監督を務めるカルロ・シャトリアン氏は、選考理由を「映画のジャンルには関係のない、この映画独自の表現力と芸術性だ」とし、高く評価した。また作品は、従来の成人映画での定型化された男女の役割が逆転している点でも人を魅了する。
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日本の住民投票、ほんとうに力のある道具なのか?
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住民が自治体の政策に対し、自分たちの意思を示す住民投票。この直接民主制の形を使って東北電力の原発設置に「ノー」を突きつけた町がある。新潟県の旧巻町だ。この投票が行われた1996年は、沖縄で米軍基地縮小に関する投票も行われ、住民が直接請求で投票を要求した「夜明け」であり、そのため「住民投票元年」と呼ばれる。だがその後、住民投票は日本でどう展開しているのだろうか?スイスの直接民主制を推進するスイスインフォの特集の一環として、この直接民主制の形を調べてみた。
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ソーラー・インパルス2、大西洋横断へ出発 !
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米ニューヨークに今月11日に到着したスイスの電動飛行機「ソーラー・インパルス2」は20日午前、最後の難関である大西洋横断の旅に出発した。次の目的地はスペインのセビリアだ。
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否決されたベーシック・インカム、読者の声を基に 再考
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スイスで行われた今月5日の国民投票で、世界初となるはずだったベーシック・インカム導入案はあっけなく否決された。しかし、同案に対する日本からの関心は投票前からも高く、否決後も多くのコメントがフェイスブックやスイスインフォの記事が掲載されたNewsPicks(ニューズピックス)に寄せられた。こうした反応を取り上げながら、スイスにおけるベーシック・インカム導入案について、もう一度振り返ってみた。
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