スイスの視点を10言語で

David Eugster

社会思想家のカール・ビュルクリは1823年チューリヒに生まれた。直接民主制の実現に取り組み、スイスの協同組合運動で中心的役割を担った

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米国に直接民主制を教えたスイス人、カール・ビュルクリ

このコンテンツが公開されたのは、  米国の直接民主制の発展に大きく貢献したのがチューリヒ出身のカール・ビュルクリだ。ユートピアを追い求める一方、現実的な面も持ち合わせる社会主義者だった。

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ヘッドフォンに耳を傾ける女性

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渦中のビュールレ・コレクション チューリヒ美術館が展示をリニューアル

このコンテンツが公開されたのは、 チューリヒ美術館のビュールレ・コレクション問題で、同美術館は今月、新たな対応として展示をリニューアルオープンした。アン・デメスター館長に話を聞いた。

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金網に張り付く子供たち

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コソボとスイスの濃密な関係

このコンテンツが公開されたのは、 スイスには冷戦期から多くのコソボ移民・難民が流れ込んだが、長い間「目に見えない」存在だった。1990年代になってようやく日の当たる存在に押し上げたのは、皮肉にも保守政党の起こした反移民運動だった。

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建築中の家屋のアイコン

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失敗を恐れぬスイス人建築家ユストゥス・ダヒンデン

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの建築家ユストゥス・ダヒンデン(1925~2020年)は、現代建築に欠ける機能性・志向性に不満を唱え、古代建築のオマージュとユートピア(理想郷)の建設に注力した。

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強いフランの光と影

このコンテンツが公開されたのは、 危機時に国際投資家が好んで買うのがスイスフランだ。安全通貨としての評判は、自国の輸出経済よりも通貨の安定を優先するスイスの政策によって築かれた。

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武器

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軍需品貿易 ビジネスモデルとしてのスイスの中立

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの軍需産業にとって中立とは、全ての国にできる限り等しく軍需品を供給することを意味した。あるいは稀有な例ではあるが、ファシスト独裁政権の逆鱗に触れないよう全く売らないこともあった。

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ベニン王国(現ナイジェリア)

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植民地時代の略奪美術品、「返還問題は尽きない」

このコンテンツが公開されたのは、 アフリカのベニン王国から略奪された美術品が、スイスの美術館でも数十年前から展示されていたことが、先月発表された報告書で明らかになった。美術館側は返還に対して前向きだ。

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ラヴァンシー・クラーク

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広告の先駆者フランソワ・アンリ・ラヴァンシー・クラークの多彩な顔

このコンテンツが公開されたのは、 フランソワ・アンリ・ラヴァンシー・クラークは、今日では一般的な広告手法を当時既に実践していた広告の先駆者だ。スイスに映画を持ち込んだのもラヴァンシー・クラークだ。

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反ユダヤの風刺画

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あらゆる陰謀論の原型 ユダヤ人憎悪を生んだ中世ヨーロッパ

このコンテンツが公開されたのは、 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が改めて示したことがある。陰謀説のほぼ全てで、この世にはびこる諸悪の根源にされているのがユダヤ人だということだ。

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Paul Grüninger 1971

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スイスの歴史認識 「本当に大きく変化したのかどうか、確信はない」 

このコンテンツが公開されたのは、 今から50年前、パウル・グリュニンガーが死亡した。第二次世界大戦中、ザンクト・ガレン州警察トップとして何千もの難民がドイツに送り返されそうになるのを阻んだ人物だ。

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Head of King Harkonnen by H.R. Giger

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H・R・ギーガーと幻の映画「DUNE」

このコンテンツが公開されたのは、 映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーによる幻のSF映画大作「DUNE」。映画「エイリアン」の造形デザインで知られるスイス人アーティストH・R・ギーガーは、ホドロフスキーが同プロジェクトのために集めようとした「魂の戦士」の1人だった。

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クンストハレ・ベルンのシュニーダー

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アートは仕事:ジャン・フレデリック・シュニーダー ベルンで回顧展

このコンテンツが公開されたのは、 一切プロジェクトを行わないことが自分のプロジェクト。1969年にそう述べたスイス人アーティスト、ジャン・フレデリック・シュニーダーのキャリアは極めてユニークだ。現在、その歩みを辿る展覧会が2つ、ベルンで同時開催されている。

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20世紀の建築を支えた素材、コンクリート

このコンテンツが公開されたのは、 コンクリートの建物が醸し出すノスタルジーを熱く愛好する建築ファンがいる一方で、コンクリートは無機質で冷たいと感じる人もいる。いずれにせよ、コンクリートはスイスの文化・歴史において特別な存在感を放つ。

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マルセル・ラシャのバブル状の「部屋」

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60年代スイスに飛び火したバブルハウス運動とは?

このコンテンツが公開されたのは、 1960年代、スイスの建築家たちは、コンクリートやプラスチックを用いて水泡のような形の「バブルハウス」を盛んに建てた。このバブル・ブームは何十年も前に「はじけて」しまったが、今も多くのオリジナル建築が残っている。

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Ausstellung im Kunsthaus Zürich

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ビュールレ展示で問われるチューリヒ市の芸術政策

このコンテンツが公開されたのは、 チューリヒ美術館は、スイスの武器商人、故エミール・G・ビュールレのコレクションを今後20年にわたり常設展示する。しかし、ビュールレ財団側が示す条件を丸飲みしたチューリヒ市は、その姿勢により美術館の精神を19世紀にまで後退させてしまった。

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