スイスの視点を10言語で

Jessica Davis Plüss

専門分野:多国籍企業、職場、男女平等。米国に移住したスイス人を記事に取り上げることも。 イニシャル:jdp

巨大多国籍企業がスイスなど各国に及ぼす影響について、良い面も悪い面も醜い面も取り上げる。出身地の米サンフランシスコとスイスとのつながりを常に模索。サンフランシスコはこれまで画期的なイノベーションを生み出してきたが、住宅危機を解決できていない。その理由を大いに語りたいと考えている。

薬

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やせ薬報道は「広告」?スイス当局の警告にメディアが反発

このコンテンツが公開されたのは、 「オゼンピック」や「ウゴービ」など減量に使われる薬の報道が「広告」に当たるとして、スイスの医薬品規制当局が記事の削除を求めたことについて、メディア側が「検閲だ」と反発している。SNSに誤認を招きかねない医療情報が氾濫するなか、こうしたメディア規制はどれほど有効なのか。

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世界から消える調剤薬局 スイスにも忍び寄る危機

このコンテンツが公開されたのは、 医薬品のネット販売の普及や高熱・人件費の高騰を背景に、世界各地で地域の調剤薬局が姿を消している。今のところ大きな危機を免れているスイスも変革を迫られている。

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チューリヒ

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スイス経済展望2025 輸出産業を取り巻く雲

このコンテンツが公開されたのは、 隣国ドイツの景気減速やインフレといった逆風に負けず、2025年のスイス経済は底力を発揮しそうだ。だが業界別の課題を見渡すと、その先行きは必ずしもバラ色ではない。

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医薬品アクセス財団は2008年から大手製薬企業20社の医薬品アクセスの取り組みを評価している

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世界の医薬品アクセス、上向きだが失速

このコンテンツが公開されたのは、 低中所得国での医薬品アクセス向上に取り組む製薬大手企業を格付けした今年のランキングで、スイスのノバルティスが初めて世界トップに立った。しかし新型コロナウイルス感染症のパンデミック終息以降、業界全体の動向は鈍っている。

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米国のジョー・バイデン政権は2023年のインフレ抑制法に基づき薬価引き下げ交渉に着手した。そうした保険・医療政策の多くが、第2次ドナルド・トランプ政権によって先行き不透明になる

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第2次トランプ政権で試される製薬大手への信頼

このコンテンツが公開されたのは、 米国で第2次ドナルド・トランプ政権が誕生する。生物医学の分野でイノベーションが加速する可能性がある一方、科学や貿易、公衆衛生が妨げられ、製薬業界に対する社会の信頼が損なわれるリスクもある。

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スイスでは15万6900人がアルツハイマー病などの認知症に罹患している。その数は2050年には31万5400人に増えると予想される(非営利団体アルツハイマー・スイス調べ)

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アルツハイマー新薬、スイスは承認するか?

このコンテンツが公開されたのは、 20年ぶりのアルツハイマー病の新薬レカネマブの評価が揺れている。米国や日本など承認した国もあれば、リスクが上回るとして反対する欧州の機関もある。スイス当局は年内に承認するか否かを決める見通しだが、天秤はどちらに傾くだろうか。

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臨床試験結果が男女別に分類され、公に報告されることはまれである。そうであっても、医薬品の承認や処方情報において、男女の有効性や安全性の違いが考慮されることはほとんどない。

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医薬品開発の性・ジェンダー格差は解消できるか

このコンテンツが公開されたのは、 薬の効き目は男女で異なることがある。だがそうした性差が実験や臨床研究で考慮されることはまれだ。現状を解消しようとする動きは出てきているが、歩みは遅い。

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薬剤師

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日本の「ドラッグロス」問題、スイス製薬も注視

このコンテンツが公開されたのは、 世界第3位の医薬品市場を誇る日本に異変が起きている。厳しい価格統制を背景に、米欧発の新薬が日本市場に投入されない「ドラッグロス」だ。

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年金改革案に関する国民投票の結果発表を見守る人たち

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年金給付の試算で計算ミス スイス政府への信頼にキズ?

このコンテンツが公開されたのは、 スイス政府の年金財政予測に重大な計算ミスが発覚した。有権者の人生に関わる問題の基礎となる数字で誤りが見つかるのは、過去10年で少なくとも3回目だ。世界で最も国民に信頼されている国の一つと自負する政治家たちにとっては由々しき事態となっている。

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医薬品の検査所

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急増する偽造医薬品との戦い

このコンテンツが公開されたのは、 見た目は本物そっくりの偽造医薬品が世界市場を流通し、大勢の人の命を危険にさらしている。製薬企業や各国の規制当局が取り締まりを急ぐが、薬のネット販売の広がりにより対策は後手に回っている。

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病院勤務の薬剤師

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医薬品の高騰、どう防ぐ? 

このコンテンツが公開されたのは、 日米欧で画期的な新薬が患者に希望を与える一方、高額な薬価が患者や医療システムの負担となっている。製薬企業・患者・保険者がそれぞれ納得できる価格を導き出すにはどうすればいいのか?

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中国の医療研究者

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米国の中国バイオ排除法に身構えるスイス製薬

このコンテンツが公開されたのは、 米議会は国家安全保障上の懸念から、国内の製薬企業と中国のバイオテクノロジー企業との取引を制限しようとしている。その影響はスイスの製薬にも及ぶ可能性がある。

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トルコと高額医薬品

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難病SMAの高額治療薬 トルコ政府と患者たちの攻防

このコンテンツが公開されたのは、 遺伝性の難病、脊髄性筋萎縮症(SMA)患者が多いトルコ。スイスの製薬大手ノバルティスが開発した治療薬「ゾルゲンスマ」の購入費を賄うため、多くの家族がクラウドファンディングを立ち上げる。政府がゾルゲンスマの承認を渋る理由を探った。

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研究室で試験管を手にする研究員

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AI創薬に大きく舵を切る製薬業界 

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世界一高い医薬品

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世界一高い薬「ゾルゲンスマ」が伸び悩む理由

このコンテンツが公開されたのは、 5年前、210万ドル(約3億2000千万円)という驚異的な価格で発売された遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」。1回限りの投与で効果をもたらすと期待されたが、当初想定したほど売上げが伸びていない。

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解説・薬価の決まり方

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薬の値段はどうやって決まる?

このコンテンツが公開されたのは、 スイス製薬業界は世界中に医薬品を供給しているが、販売価格は国によって異なる。その理由を動画で解説。

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意見交換

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担当: Jessica Davis Plüss

長寿の秘訣は?

あなたは長寿産業についてどう思いますか?健康で長生きする秘訣は何でしょうか?

15 件のコメント
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担当: Jessica Davis Plüss

医療費・医薬品の高騰について、どう思いますか?

医療をより身近なものにするために、どうすべきだと思いますか?製薬会社は何をすべきでしょうか?

114 件のコメント
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担当: Jessica Davis Plüss

作物の遺伝情報を操作する「ゲノム編集」について、どう思いますか?

ぜひ世界中の読者との意見交換にご参加ください。みなさんのご意見をお待ちしています。

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担当: Jessica Davis Plüss

パンデミックは、あなたの製薬業界に対する見方にどのような影響を与えましたか?

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で、製薬会社やバイオテクノロジー企業は重要な役割を担いました。製薬業界を救世主のように捉える人がいる一方、パンデミック終息という、世界が直面している課題の責任は、製薬業界にあると考えている人もいます。

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