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Paula Dupraz-Dobias

ジュネーブを拠点に、環境、ビジネス、国際機関、人道危機、ラテンアメリカ関連などを取材し、受賞歴もあるジャーナリスト。

COP29会場での抗議行動。アゼルバイジャンの首都バクーにて。2024年11月20日撮影 

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カーボンオフセットに頼るスイス、新規則への反応は

このコンテンツが公開されたのは、 アゼルバイジャンの首都バクーで24日、国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が閉幕した。カーボンオフセットの細則は賛否の分かれる手法だったにも関わらず比較的スムーズに採択された。スイスは合意を喜んでいる。

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ソカーのガソリンスタンド

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アゼルバイジャンの「大黒柱」ソカー、スイスで風当たり強まる

このコンテンツが公開されたのは、 アゼルバイジャンの国営エネルギー会社ソカー(Socar)は同国の大黒柱の1つだ。給油所などスイスでも存在感が大きいが、地域紛争への関与や不正送金で疑惑の目を向けられている。

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古い雑誌

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植民地主義に加担した赤十字の創始者たち

このコンテンツが公開されたのは、 欧州の他の都市と同じように、ジュネーブも過去の植民地主義との関連を見直している。ジュネーブで開催中の展覧会は、人道主義の象徴とされる人物たちも列強の残虐行為に加担したことを暴き出した。

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2023年2月にドバイで開催された世界政府サミットで講演するスルタン・アル・ジャベル氏

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排出量取引の不正がスイスの逆風に COP28開幕

このコンテンツが公開されたのは、 第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)が30日、ドバイで開幕する。炭素取引制度はスキャンダルで根幹が揺らぎ、スイスも気候変動戦略の見直しを迫られている。

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国連の世界気象機関(WMO)は、昨今の記録的な高気温を「それほど異常ではない」と見る

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気候危機で注目 世界気象機関って何?

このコンテンツが公開されたのは、 記録的な気候変動が世界中で起こるなか、報道でよく名前が出るのが世界気象機関(WMO)だ。swissinfo.chでは、この国連機関がどんな活動をしているのか、なぜ重要視されるのかを調べた。

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田んぼ

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温室効果ガスの削減量取引 ネックは公平性の欠如と複雑さ

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは、温室効果ガス削減量の国際取引(カーボンオフセット)を推進する国の1つだ。だが同制度には賛否両論があるだけではなく、仕組みが複雑なことも明らかになってきた。

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基金の出資者を巡る決定は来年に持ち越された

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COP27閉幕 スイス「芳しい結果は得られず」

このコンテンツが公開されたのは、 エジプトで開催されていた気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)が20日に閉幕した。会議では、途上国が気候変動で受けた被害や経済損失を富裕国が支援する基金を創設することで合意した。

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国際スポーツ安全保障センター

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国際スポーツ安全センター(ICSS)

このコンテンツが公開されたのは、 スポーツを巡る物語を立て直すという目標の一環として、カタールは国際スポーツ安全センター(ICSS)を設立した。だが、当初からICSSの課題は透明性の欠如とカタールとのつながりに汚染されていた。

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モハメド・ハンザブ氏

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カタールが演出する「スポーツ界の健全性」

このコンテンツが公開されたのは、 2016年、新組織「スポーツインテグリティー・グローバルアライアンス(SIGA)」が新たに設立された。だが、早くも透明性や国際社会からの信用の欠如という問題を抱える。

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ジュネーブ

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スイスにおけるカタールの外交拠点

このコンテンツが公開されたのは、 サッカーがカタールのイメージ戦略にとって重要なように、ジュネーブはカタール外交の重要な拠点となっている。

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ジュネーブの高級ショッピング街

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スイスの富裕層ビジネス、対ロシア制裁で苦境に

このコンテンツが公開されたのは、 西側諸国によるロシア制裁を受けて、海外資産を隠そうとするオリガルヒ(新興財閥)とスイス規制当局とのいたちごっこが始まった。高級品業界はそのあおりを受け始めている。

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COP26本会議でのスイス代表団席

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スイス、COP26妥協案合意は期待外れ

このコンテンツが公開されたのは、 COP26は13日夜、気候変動対策に関する協定を採択した。だが石炭火力発電に関する補助金の段階的廃止を巡る文言が直前で修正され、スイスを含む多くの参加者が失望をあらわにした。

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鉱山労働者

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ペルーの金鉱労働者でつくる協同組合

このコンテンツが公開されたのは、 ペルーでは、金の違法採掘による水銀汚染問題が深刻化している。そのような中で、ペルーの金鉱労働者が集まって採掘協同組合CECOMIPを作った。同組合の業務主任が、環境と社会に配慮しながら金の精製を行う方法を説明した。

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ペルーの金鉱

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ペルーの金鉱で「より良い」金を求め、持続可能な採掘を目指す

このコンテンツが公開されたのは、 持続可能な方法で金を生産するにはどうすればいいのだろう?スイスは金採掘業者を支援するプログラム「ベター・ゴールド・イニシアチブ」を進めているが、今回ペルーの鉱山を訪ねてわかったのは、採掘者の労働状況改善や環境に配慮した採掘を実現するのは容易ではないということだ。

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「持続可能な生産」の認証は、カカオ生産からチョコレート製造の全過程で、常に行われているわけではない

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スイスのチョコレートメーカー、持続可能な生産支援の姿勢と現実にギャップ

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは、チョコレート製造で世界最大手のメーカーなどを抱える国だ。こうしたメーカーは、カカオ豆が生産される地域での児童労働の禁止や、生産農家の生活や農地の持続性を保証する「持続可能な生産」にも、積極的な参加の姿勢を見せる。しかし、こうした姿勢と現実にはかなりのギャップがある。  ジュネーブの隣町、カルージュで小さなチョコレート店を経営するフィリップ・パスキエさん。高品質とオリジナルな味で評判が高いこの店のチョコレートだが、パスキエさんはこのところ、カカオの生産地はどこか?といった質問を客から受けることが多くなったと言う。

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Joseph "Sepp" Blatter

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5選が確実視されるFIFAのブラッター会長とは?

このコンテンツが公開されたのは、 米司法当局の要請を受けたスイス警察が27日、現職の副会長を含む幹部7人を汚職容疑で逮捕し、激震に見舞われた国際サッカー連盟(FIFA)。しかし、会長選出は予定通り今日の午後行われる。対立候補のアリ・フセイン王子(ヨルダン)を抑え5期目の当選が確実視されているゼップ・ブラッター現会長とは、いかなる人物なのだろうか?

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自然が破壊され、荒れ果てたペルーの金鉱

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途上国の金鉱 フェアトレードで輝けるか

このコンテンツが公開されたのは、 金鉱労働者が直接アクセスできる市場、環境への配慮、さらなる透明性。こうした目標を掲げているのが、スイスが支援するプログラム「ベター・ゴールド・イニシアチブ(BGI)」だ。はたして目標は実現できているのだろうか?ペルーの現場を訪ねた。

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