スイス連邦政府によると、スイスは既に公共・民営の駐車場で全国どこでも電気自動車を充電できるようになっている
Keystone
スイス連邦政府は国内での電気自動車(EV)の登録車数比率を、現在の2.7%から2022年までに15%に引き上げることを目指している。28日にはEV普及策を練るため、関連業界との議論を始めた。
このコンテンツが公開されたのは、
連邦環境・交通・エネルギー・通信省(DETEC)は、近隣諸国で採用されているようなEV購入への補助金は検討しない方針だ。
一方、減税など今もある促進策は今後も維持する。充電インフラの整備も支援を続ける。
「スイスエネルギー計画外部リンク」では、地方自治体や市民への啓発運動にも拠出する予定だ。
既にEVの普及に取り組んでいる州や地方自治体も少なくない。連邦政府によると、既にスイス全土の公共・民営駐車場で充電することができる。様々な民間の取り組みも現在進行中だ。
おすすめの記事
おすすめの記事
20年後にシェア5割以上? 勢いづく電気自動車
このコンテンツが公開されたのは、
ジュネーブモーターショーでかねがね注目を浴びてきた電気自動車。今年は、ほぼ全ての自動車メーカーが自社モデルを展示する予定だ。電気自動車の開発に携わってきたスイスのパイオニア、マルコ・ピファレッティさんは、今後20年で電気自動車が乗用車の半数を占めるようになると確信している。
もっと読む 20年後にシェア5割以上? 勢いづく電気自動車
おすすめの記事
スイス、PFASの規制強化を検討
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府は「永遠の化学物質」の異名を持つ有機フッ素化合物(PFAS)の規制強化に着手した。飲み水の上限値は来年から引き下げられる。
もっと読む スイス、PFASの規制強化を検討
おすすめの記事
ローザンヌ国際バレエコンクール 韓国高校生男子が優勝、安海さんが3位
このコンテンツが公開されたのは、
ローザンヌ国際バレエコンクールの最終選考が8日に行われ、韓国のパク・ユンジェさんが優勝。群馬出身の安海真之介さんが3位で入賞した。
もっと読む ローザンヌ国際バレエコンクール 韓国高校生男子が優勝、安海さんが3位
おすすめの記事
スイス検査・認証SGSが本社移転 ジュネーブからツークへ
このコンテンツが公開されたのは、
世界有数の試験・検査・認証機関であるスイスのSGSは、本社をジュネーブ州からツーク州に移転する。大手多国籍企業の移転は、ジュネーブ州の税収にも影響を及ぼしそうだ。
もっと読む スイス検査・認証SGSが本社移転 ジュネーブからツークへ
おすすめの記事
ローザンヌ国際バレエコンクール2025始まる 日本から13人出場
このコンテンツが公開されたのは、
スイス西部ローザンヌで2日、第53回ローザンヌ国際バレエコンクールが始まった。23カ国から集まった85人の若手ダンサーが8日の最終選考進出を目指し、さまざまな課題曲に挑戦する。
もっと読む ローザンヌ国際バレエコンクール2025始まる 日本から13人出場
おすすめの記事
スイス政府、国際養子縁組を禁止へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府は29日、国外から子どもを迎える国際養子縁組を将来的に禁止する意向を表明した。虐待防止措置の一環としている。
もっと読む スイス政府、国際養子縁組を禁止へ
おすすめの記事
スイス、全てのカップルへの精子・卵子提供を合法化へ 政府方針
このコンテンツが公開されたのは、
スイス政府は29日、生殖補助医療法を改正し、カップルに対する卵子提供を合法化する方針を発表した。政府はまた既婚・未婚問わず全てのカップルへの精子・卵子提供を解禁する意向を示した。
もっと読む スイス、全てのカップルへの精子・卵子提供を合法化へ 政府方針
おすすめの記事
スイスに感染症情報解析センター発足
このコンテンツが公開されたのは、
感染症に関する情報を収集・解析する「病原体バイオインフォマティクスセンター(CPB)」が23日、スイスの首都ベルンに新設された。集約したゲノムデータを管理・解析し、スイスの感染対策を改善する役割を担う。
もっと読む スイスに感染症情報解析センター発足
おすすめの記事
ETHチューリヒ、気候に優しい除湿機を開発
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)は10日、電気を使わない除湿器を開発したと発表した。壁や天井の建築材として、空気中の湿気を吸収し一時的に蓄えることができる。
もっと読む ETHチューリヒ、気候に優しい除湿機を開発
おすすめの記事
スイスでX離れ進む
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで「X」から撤退を表明する企業や著名人が相次いでいる。
もっと読む スイスでX離れ進む
おすすめの記事
スイスの研究者、キノコで発電する電池を開発
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの研究者たちが、キノコで発電する電池を開発した。農業や環境研究に使われるセンサーに電力を供給できるという。
もっと読む スイスの研究者、キノコで発電する電池を開発
続きを読む
おすすめの記事
「スマートシティー」 改善の余地なお多く
このコンテンツが公開されたのは、
エネルギー技術の進歩については毎日のように報じられる。しかし、省エネ・高効率の「グリーン」技術だけで、私たちが住みたいと思うような持続可能な都市を作ることができるのだろうか?
もっと読む 「スマートシティー」 改善の余地なお多く
おすすめの記事
気候変動の原因は本当にCO2?定説に疑問を投げる懐疑論者たち
このコンテンツが公開されたのは、
「気候変動の原因は人間である」。国連の専門家らの主張に対し、疑問の声を上げる人たちがいる。彼らは俗に気候変動懐疑論者と呼ばれ、気候変動も地球温暖化も自然現象と考える。彼らの論理とは?そしてそれに対する学術界の反応は?
もっと読む 気候変動の原因は本当にCO2?定説に疑問を投げる懐疑論者たち
おすすめの記事
逆転の発想 二酸化炭素をエネルギー源に
このコンテンツが公開されたのは、
気候変動と地球温暖化の主因は、温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)だと専門家は見ている。しかし、もしCO2を利用して燃料を生産し、環境への負担を軽減することができたらどうだろう?
もっと読む 逆転の発想 二酸化炭素をエネルギー源に
おすすめの記事
水渦で発電 ! インドに輸出されるスイスの発電技術
このコンテンツが公開されたのは、
この特殊な発電装置は現在、スイス・アールガウ州のシェフトラントでのみ使われている。「重力水渦発電機」と訳されるこの装置は、直接河床に設置され、まず川の落差によって引かれてきた水が水槽の中に入る。ところが水槽の底には穴が開…
もっと読む 水渦で発電 ! インドに輸出されるスイスの発電技術
おすすめの記事
エネルギー効率の向上を求め、進化するスイスの住宅
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは、家庭からの二酸化炭素(CO2)の排出量が減少している。しかも、調査された2000年から2013年の間に、人口と1人当たりの居住面積が増えたにもかかわらずだ。専門家の間でも注目を集めているこの現象の背景には、何があるのだろうか?
もっと読む エネルギー効率の向上を求め、進化するスイスの住宅
おすすめの記事
もっと自転車の利用を!国民が提案する発議
このコンテンツが公開されたのは、
自転車に優しい交通制度を求める「自転車推進派」は、政府が主体となって、地方自治体が行う自転車利用や安全性向上のプロジェクトを支援するよう求めている。山国スイスがサイクリストに一層優しい国になるにはどうすれば良いのだろうか?
もっと読む もっと自転車の利用を!国民が提案する発議
おすすめの記事
「自動車産業は自ら墓穴を掘っている」
このコンテンツが公開されたのは、
馬力の高い車や省エネ車、多彩なラインナップを誇るスポーティーなオフロード車、ひいては未来の自動運転車を思わせるアシスタント機能など、ジュネーブモーターショーでは新型モデルが続々と発表される。だが、自動車産業の元トップマネージャーのダニエル・ギュッドゥヴェーさんは意外にも「これでは新しい未来が見えてこない」と言う。
もっと読む 「自動車産業は自ら墓穴を掘っている」
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。