欧州特許庁(EPO)によると、スイスからの特許出願件数が昨年、過去最高を記録した。人口100万人当たりの件数も最多だった。
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スイスの昨年の特許出願は8249件で、前年(7961件)に比べ3.6%増加した。
EPOには昨年、世界中から18万1千件以上の特許出願があった(前年比4%増)。中国が29%増と顕著で、韓国(14%増)と米国(5.5%増)も目立った。
出願が多かった国では米国が4万6200件、ドイツが2万6800件、日本が2万2100件、中国が1万2200件、フランスが1万200件、韓国が8300件、スイスが8249件。
100万人あたりの出願件数は、スイスが988件でトップ。スウェーデンが433件、ドイツが334件、オーストリアが265件と続く。
スイスの特許出願の約10%は計測器部門から。医療技術が9.3%、消費財が7.5%、包装・輸送システムが6.5%だった。
出願が多かった企業では、重工業大手ABBが689件、製薬大手ロシュが677件、たばこ大手フィリップモリスが424件、飲料大手ネスレが365件、テクノロジー大手TEコネクティビティが237件、製薬大手ノバルティスが225件だった。
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