Keystone / Sven Hoppe
スイス連邦内閣は24日の閣議で、サル痘ワクチンを10万回分、治療薬を1千単位購入することを決定した。
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ワクチンはババリアン・ノルディック(デンマーク)から、抗ウイルス薬「テコビリマット」をSIGA(米国)から購入する。ワクチン計 4万回分と抗ウイルス薬500単位は入荷と同時に一般に提供する。政府は約2万人がワクチンを接種すると見積もる。
残りのワクチン6万回分と治療薬500単位を緊急用としてスイス軍が備蓄し、他の天然痘ウイルスの流行に備える。
軍薬局が購入し、各州に配給する。最終的な調達は財務省の承認が必要。ワクチン、抗ウイルス薬、配布の費用は合計で約 860 万フラン (約12億2千万円)になる。
スイスではヴォー州やジュネーブ州、チューリヒ州を中心に 400 件以上のサル痘感染が報告されている。ほぼ全症例が男性患者で、女性は3例のみ。
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